アーロン・ノラ

アーロン・ノラ

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アーロン・ノラ

Aaron Nola

  • 所属

    フィラデルフィア・フィリーズ

  • ポジション

    投手

  • 生年月日

    1993年6月4日

  • 身長/体重

    185cm/89kg

  • 投打

    右投右打

  • 出身

    ルイジアナ州

  • 年俸

    2457万ドル(約36.9億円)

  • 2024年成績

    投球回
    199.1
    勝敗
    14勝8敗
    奪三振
    197
    防御率
    3.57

抜群の制球力を誇る技巧派のイニングイーター

フィリーズでザック・ウィーラーと2枚看板を形成する。速球はフォーシームが平均90マイル台前半、シンカー(ツーシーム)が平均90マイル(144.8キロ)少々と、球威で押すタイプではないが、抜群の制球力で空振りを量産する。

出身はルイジアナ州で、2011年のMLBドラフト22巡目でブルージェイズから指名されるも、この際はルイジアナ州立大学への進学を選択。

なお、ゴールデンスパイク賞や、ディック・ハウザー・トロフィーの最終候補に残るなど、注目選手として実績を残した大学野球時代のルームメイトは、現在アストロズで活躍しているアレックス・ブレグマンだった。

その後、2014年のMLBドラフト1巡目、全体7位でフィリーズに指名されプロ入りすると、2015年7月のレイズ戦でMLBデビュー。それ以降は一貫して先発として起用されている。

初めて開幕投手に指名された2018年は、初となるオールスターゲーム選出のほか、最終的には17勝6敗、防御率2.37、224奪三振と好成績を残し、サイ・ヤング賞投票でナショナルリーグ3位に入った。また、2021年6月25日のメッツ戦では、1試合の史上最多連続奪三振記録に並ぶ10者連続三振を達成した。

ワールドシリーズ進出を果たした2022年のレギュラーシーズンは、11勝13敗と負け越すも、チーム最多の205回を投げ、防御率3.25、完投2回(完封1回)、235奪三振(ナ・リーグ3位)、WHIP 0.96(同4位)、奪三振率10.32(同4位)、与四球率1.27(同1位)、三振四球比率8.10(同1位)と優れた成績を残し、サイ・ヤング賞投票で4位に入った。

しかし、2023年は12勝9敗と勝ち越すも、奪三振は減り、一方で四球は増加したため、三振四球比率は大幅に悪化。また、防御率も4.46と1点以上悪くなった。

それでも、2024年はナ・リーグ1位タイとなる33試合に先発し、199.1回(リーグ3位)を投げ、防御率3.57、14勝(同4位タイ)8敗、197奪三振(同7位)、20クオリティ・スタート(同2位)の成績でチームによる13年ぶりの地区優勝に貢献した。

パドレスの正捕手であるオースティン・ノラは実兄であり、2022年リーグチャンピオンシップシリーズでは、MLB史上初めて兄弟がポストシーズンの試合で、投手と打者として対戦する直接対決が実現。

第1打席は三塁ゴロに仕留めた弟のアーロンに軍配が上がるも、第2打席は適時打を打った兄のオースティンに軍配が上がり、スタンド観戦した父親の複雑な表情が話題となった。

なお、後日、アーロン本人は、クリスマスで家族が揃った際、「これについては家族であまり話さなかった。触れたくない話題だから」と笑いながら話している。

※データは2025年3月1日時点
※1ドル=150円で換算

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