天理大学 ラグビー部 チーム紹介
天理大学
TEAM INFORMATION
4シーズン前、大学選手権で初優勝を飾った「黒衣軍団」である天理大学。2023年シーズンは京都産業大学に敗れて関西2位だった。大学選手権では慶應義塾大学、東海大学に勝利しベスト4に入ったが、準決勝で帝京大学の前に涙を呑んだ。
今季も1995年から指揮を執る小松節夫監督が引き続き指導し、クラブのスローガン「一手一つ」の下、スクラムやラインアウトモールといったFW(フォワード)のセットプレーが強く、ひたむきでしつこいラグビーは変わらない。
キャプテンには1年からSO(スタンドオフ)として活躍してきた筒口允之、副キャプテンにはFL(フランカー)関口大輔、FWリーダーにHO(フッカー)寺西翔生、BK(バックス)リーダーにWTB(ウィング)藤原健之朗(いずれも4年)が就いた。
他にもFWにはPR(プロップ)松野楓舞(4年)、LO(ロック)木下颯(3年)、FLにはU20日本代表で活躍した太安善明と川越功喜(ともに2年)、NO8(ナンバーエイト)パトリック・ヴァカタ(4年)らがいる。
BKにはSH(スクラムハーフ)朝倉達弥(3年)、CTB(センター)和田雄翔(2年)、WTBナイバルワガ・トマシ(4年)、弘田士道(3年)FB(フルバック)上ノ坊駿介(3年))、フィリモネ・サイア(2年)らがいる。
練習試合で京都産業大学に大敗し、関西大学春季トーナメントでは準決勝で関西学院大学に敗れて、3位決定戦でも近畿大学に敗れて4位と春から調子は上がっていない。ただ、毎年、夏合宿で大きく成長するチームでもある。セットプレー、モールが安定してくれば自ずと結果がついてくるはずだ。今シーズンこそ京都産業大学の連覇を止めて、関西王者に返り咲きたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2023年
- 2位(大学選手権ベスト4)
- 2022年
- 2位(大学選手権3回戦敗退)
- 2021年
- 3位(大学選手権4回戦敗退)
- 2020年
- 1位(大学選手権優勝)
- 2019年
- 1位(大学選手権ベスト4)