大東文化大学 ラグビー部 チーム紹介
大東文化大学
TEAM INFORMATION
スクラムの強さと留学生のアタック力を軸に、優勝8回を誇る大東文化大学。2022シーズンは日下唯志監督、秋廣秀一HC(ヘッドコーチ)体制で臨んだが、上位校に勝つことができず、2勝5敗で7位に終わり、入替戦では専修大学を39-25で下して残留を決めた。
再び、上位進出を狙うために、今季は指導体制を一新。OBである酒井宏之氏が監督に、同じくOBの平岡正樹氏がHCに就いた。FW(フォワード)コーチは元リコーの柴田和宏、BK(バックス)コーチは元パナソニックなどの野口裕也が務めている。
今季のスローガンは「×BA-TSU」(ヌルい自分にバツ!)と定めて、朝5時半からの全体練習に取り組み、ディフェンス強化などに務めている。春季大会はCグループで、関東学院大学にこそ敗れたが、それ以外は快勝。4勝1敗で終えて手応えを得たと言えよう。
主将にはSH(スクラムハーフ)稲葉聖馬、副将にはHO(フッカー)/FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)西林勇登(ともに4年)と御所実業出身コンビが就いた。他にもFWにはPR(プロップ)奥原岳人(4年)、U20日本代表で活躍したLO(ロック)佐々木柚樹、FL(フランカー)蓑洞功志、NO8(ナンバーエイト)リサラ・フィナウ(いずれも3年)らがいる。
BKにはSO(スタンドオフ)/CTB(センター)小田嶋生吹(4年)、CTB神田永遠(3年)CTBペニエリ・ジュニア・ラトゥ(4年)、CTBハニテリ・ヴァイレア(3年)、WTB(ウイング)/FB(フルバック)タヴァケ・オト(2年)らが中軸だ。
ルーキーではPR内田瑛貴(青森山田)、FL小澤海斗(黒沢尻工業)、LO/FL中森悠路(柏中央)、LO/NO8進藤優弥(秋田中央)、SH/FB麻生十良(大東文化一)らが出場してチーム力を底上げしている。
今季は大学設立100周年、ラグビー部創部60周年という節目の年を迎えている。目標はリーグ戦全勝優勝、大学選手権ベスト4を掲げた。酒井新監督の下、モスグリーン軍団の復活なるか。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は8月31日時点
関東大学リーグ戦 過去5年間の順位
- 2022年
- 7位
- 2021年
- 3位
- 2020年
- 6位
- 2019年
- 4位
- 2018年
- 2位(大学選手権ベスト8)
QUESTION
監督
日下 唯志
くさか ただし
- 今年のチームの雰囲気はいかがですか?
- 4年生を中心に春の公式戦に向けてまとまってきている。「RISE」というスローガンを掲げ、練習中などしんどい状況でも部員同士、前を見て声を出し合っている。チームの雰囲気は良いと感じている。
- 他のチームにここだけは負けない!というポイントは?
- 攻撃面でモーメンタム(勢い)が出た時の前進する力。
- チームの課題はなんですか?
- アタック面:チャンスでトライを取りきること、ディフェンス:粘り強さ
- コロナ禍で練習方法に変化はありますか?
- 時間や人数制限があるため練習を効率的に短時間で集中して行うこと
- ラグビー人生で一番影響を受けた人は誰ですか?
- 小西隆(高校恩師)、鏡保幸(大学恩師)
- チームを指揮をするうえで大切にしていることを教えてください
- チーム内でのコミュニケーション
- 今シーズンの目標は?
- リーグ戦優勝、大学選手権ベスト4
- 大学ラグビーのファンに向けて一言お願いします
- 学生に熱い声援を宜しくお願いいたします。
主将
酒木凜平
さかき りんぺい
- 今年のチームの雰囲気はいかがですか?
- 去年のシーズンは良い形で終われなかったので、今年こそはという気持ちをみんなが持っていて、良い雰囲気で活動できています。
- 他のチームにここだけは負けない!というポイントは?
- 一人一人の個性の強さです。大東文化は濃いメンバーが集まっています。
- 注目選手を教えてください
- 小島遼成と野口大貴です。
最上級生として、同じフロントローとして色々な場面で活躍してくれると思います。
- 他チームでの注目選手(所属チーム名も)とその理由も教えてください
- 全チームのHOです。
自分のポジションなので気になります。
- チームをまとめるために心がけていることはなんですか?
- ONとOFFの切り替えをすることです。
練習中はしっかり集中してやりきって、それ以外のところは存分にリラックスしてもらいたいです。
- 好きなラグビー選手は誰ですか?
- 菅原貴人選手(近鉄ライナーズ)
asafo aumua
- 今シーズンの目標は?
- リーグ戦優勝。選手権ベスト4。
- 大学ラグビーのファンに向けて一言お願いします
- コロナの影響でまだまだ充分にラグビーを楽しめる環境ではないですが、大学ラグビーと大東文化大学の応援をよろしくお願いします。