早稲田大学 ラグビー部 チーム紹介
早稲田大学
TEAM INFORMATION
大学選手権で最多となる16度の優勝を誇る臙脂のジャージで知られている早稲田大学。2023シーズンは関東対抗戦3位だったが、大学選手権の準々決勝で関西王者の京都産業大学に28-65で敗れ、年内でシーズンを終えた。
早稲田大学を率いるのはOBで、元日本代表SO(スタンドオフ)だった大田尾竜彦監督だ。今季で4シーズン目を迎える。107代目のキャプテンには桐蔭学園時代にも主将として花園を制し、日本代表活動にも参加したHO(フッカー)佐藤健次が、副キャプテンはSH(スクラムハーフ)宮尾昌典(ともに4年)が選ばれた。
リーダーグループである委員には佐藤主将、宮尾副将以外に、寮長はHO安恒直人、副寮長にはSH(スクラムハーフ)細矢聖樹(ともに4年)が務める。その他の委員にはFB(フルバック)守屋大誠(4年)、SO/CTB(センター)野中健吾、FL田中勇成、LO(ロック)栗田文介(いずれも3年)らが就いた。
2023シーズンの悔しさから新チームは1月9日に始動しており、スローガンは自分自身と他チームに圧勝するという意味を込めて「Beat Up」と定めた。
FW(フォワード)には、PR(プロップ)亀山昇太郎(4年)、山口湧太郎(3年)、杉本安伊朗(2年)、新井瑛大(2年)、U20日本代表HO清水健伸(2年)、LO西浦剛臣、LO/FL鈴木風詩(ともに4年)、FL萩原武大(3年)、FL粟飯原謙(3年)、NO8(ナンバーエイト)松沼寛治(2年)、新人では高校日本代表のキャプテンを務めたNO8城央祐(桐蔭学園)がいる。
BK(バックス)では、今夏の日本代表で大活躍したFB矢崎由高(2年)を筆頭に、日本代表合宿に練習生として参加したCTB(センター)福島秀法、金子礼人(ともに3年)、WTB(ウィング)鈴木寛大(2年)、FB池本晴人(2年)、新人ではWTB田中健想(桐蔭学園)、SO(スタンドオフ)服部亮太(佐賀工業)の活躍に期待がかかる。
春季大会は帝京大学に大敗したが、佐藤主将の活躍もあり明治大学に勝利してAグループ2位で終えた。FW陣はスクラムを中心としたセットプレー、モールの強化を進めてきており、タレントがそろうBK陣に活きたボールが出れば、どのチームに対してもトライを取りきる力はある。
2019年度以来、日本一から遠ざかっている早稲田大学。今季こそ、対抗戦から調子を上げて、国立競技場で優勝時に歌うことができる第二部歌「荒ぶる」を歌いたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点
関東大学対抗戦 過去5年間の順位
- 2023年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2022年
- 3位(大学選手権準優勝)
- 2021年
- 2位(大学選手権ベスト8)
- 2020年
- 2位(大学選手権準優勝)
- 2019年
- 2位(大学選手権優勝)