東海大学 ラグビー部 チーム紹介

東海大学

TEAM INFORMATION

2007年に初優勝して以来、17年間で13度の優勝を誇る「シーゲイルズ」こと、東海大学。2023シーズンの関東リーグ戦では全勝で6連覇を達成した。ただ、初優勝を目指した大学選手権は準々決勝で関西2位の天理大学に14-30で敗れた。

1998年以来指揮を執る木村季由監督が継続的に強化を進めて、今季もFW(フォワード)、BK(バックス)にタレントがそろっており、リーグ戦の中では頭一つ抜けた存在だ。春季大会Aグループでは流通経済大学、法政大学に勝利したが帝京大学、早稲田大学、明治大学の対抗戦の強豪に勝つことができず2勝3敗だった。

共同キャプテンには1年生から活躍しているCTB(センター)近藤翔耶、FL(フランカー)汐月佑心(ともに4年)が就いた。FWリーダーにはLO(ロック)中山竜太朗、NO8(ナンバーエイト)大森光、HO(フッカー)村田和志の3人が、BKリーダーはSO(スタンドオフ)中村大介、FB(フルバック)千葉康瑛、SH(スクラムハーフ)辻時羽の3人が務める。

今季も目標はリーグ戦7連覇、そして大学選手権優勝だ。目標に向けて「激しく突き破る」という思いを込めて、スローガンは「BREAK THROUGH」を掲げた。チームとして今までの常識を壊しながら新しいことにチャレンジしていくとともに、個々に自分の壁を壊すという意味も込めた。

リーダー陣以外にもFWはPR(プロップ)伊波大地、本田啓(ともに4年)、杉浦皓亮(3年)、HO下江康輔(4年)、LOヴィリアミ・マフィー(3年)、ヘンドリックス・スミス(2年)、薄田周希(3年)らがいる。1年はHO川村航平(茗渓学園)らがメンバーに絡んで来そうだ。

BKにはSH井川天太郎、川久保瑛斗(ともに3年年)、SO奥田泰進(4年)、CTB(センター)コンラッド・セブンズター(2年)、北村光基(3年)、WTB(ウィング)中川湧眞、岡村優太(いずれも4年)、ウェスリー・トンガ(2年)らもいる。

2023シーズンは伝統的に強い、セットプレーでやや精彩を欠いた部分もあった。今季は秋までにはしっかりと強化を進めて、セットプレーと決定力のあるBKで勝負するスタイルで臨むはずだ。関東リーグ戦を圧倒的な強さで駆け抜けて、大学選手権に臨みたい。

TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点

東海大学ジャージー

関東大学リーグ戦 過去5年間の順位

2023年
1位(大学選手権ベスト8)
2022年
1位(大学選手権ベスト8)
2021年
1位(大学選手権ベスト4)
2020年
1位(大学選手権ベスト8)
2019年
1位(大学選手権ベスト4)

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