同志社大学 ラグビー部 チーム紹介
同志社大学
TEAM INFORMATION
関西制覇は最多の48回、大学選手権優勝4回を誇り、紺グレのジャージーで名高い関西の雄「同志社大学」。2022年シーズンは最終戦で逆転で3位となり大学選手権出場を決めたが、2021年シーズンに続いて優勝した帝京大学に0-50で敗れて、2季連続ベスト8でシーズンを終えた。
同志社大学OBの宮本啓希監督、1つ下の学年でプレーしていたOBの橋野皓介コーチ体制も2年目を迎えた。フィットネスとアタック力をベースとしたラグビーは大きくは変わらない。
キャプテンは1年から活躍するPR(プロップ)山本敦輝、副キャプテンにはFB(フルバック)芦塚仁(ともに4年)が就いた。、リーダー陣で話し合い、今季のスローガンは「砕」(くだく)と定めた。古豪のイメージを砕きたい、自分の可能性を信じて殻を砕く、そしてブレイクダウンに日本一こだわるチームになるという思いを一字に込めた。
FW(フォワード)はPR上野聡大(3年)、HO(フッカー)大山卓真(4年)、U20日本代表で活躍した長島幸汰(2年)、LO(ロック)寺北亘佑、FL(フランカー)奥平都太郎(ともに3年)、NO8林慶音(2年)らがいる。
BK(バックス)はSH(スクラムハーフ)藤田海元、SO大島泰真(ともに3年)、SO(スタンドオフ)嘉納一千、CTB(センター)市川亮太、岡野喬吾(いずれも4年)、7人制日本代表歴のあるCTB/WTB岩本総司、FB桃田涼平(ともに2年)らがいる。ルーキーではWTB(ウィング)上嶋友也(東福岡)やCTBファイアラガ義信ダビデ(常翔学園)らがメンバーに絡んできそうだ。
今季の初戦は4月の帝京大学戦で、0-89で敗れた。そこから2022年11月にOBの寄付によって創設されたトレーニングルームでフィジカルアップに務めて、アタック練習をする上で、よりブレイクダウンの練習に精を出した。
6月は早稲田大学に14-36に敗れたが、慶應義塾大学に49-36で勝利。関西大学春季トーナメントは決勝で、関西王者の京都産業大学に15-45敗れた。夏合宿では筑波大学に43-49、日本大学に26-34と惜敗し、早稲田大学に12-70と大敗した。秋の開幕までにはディフェンスが課題に挙げられるだろう。
目標を「帝京大学に勝って日本一」と定めた。まずは2015年以来となる関西を制覇し、勢いに乗りたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2023年8月31日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2022年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2021年
- 4位(大学選手権ベスト8)
- 2020年
- 2位(大学選手権出場辞退)
- 2019年
- 2位(大学選手権3回戦敗退)
- 2018年
- 5位