同志社大学 ラグビー部 チーム紹介
同志社大学
TEAM INFORMATION
関西制覇は最多の48回、大学選手権優勝4回を誇り、紺グレのジャージーで名高い「関西の雄」同志社大学。2022年シーズンは3位だったが、2023年シーズンは全敗となり最下位で13シーズンぶりに入替戦に回ってしまった。入替戦で大阪体育大学に勝利して残留を決めたが失意のシーズンとなった。
今季、再び上昇気流に乗るために、宮本啓希監督が退任し、かつて監督を務めたOBの中尾晃氏が総監督(副部長兼任)となり、同じくOBの酒井優氏が新たにHC(ヘッドコーチ)を務める。
主将にはLO(ロック)寺北亘佑、副将にはNO8(ナンバーエイト)永住健琉、FB(フルバック)村岡麟太郎(いずれも4年)が就いた。スローガンは原点に立ち戻って、強い同志社大学を取り戻すという思いを込めて「ORIGIN」と定めた。
FW(フォワード)はPR(プロップ)上野聡大(4年)、前田卓耶(2年)、HO(フッカー)長島幸汰(3年)、荒川駿(2年)、LO柏村一喜(2年)、FL(フランカー)奥平都太郎、久保太陽(ともに4年)、新人の中谷陸人(大阪桐蔭)、NO8林慶音(3年)らがいる。
BK(バックス)はSH(スクラムハーフ)石田太陽、藤田海元、SO(スタンドオフ)大島泰真(ともに4年)、CTB(センター)ファイアラガ義信ダビデ(2年)、7人制日本代表歴のあるWTB(ウィング)岩本総司、中村大洋、桃田涼平(いずれも3年)、上嶋友也(2年)、ルーキーではFB隅田誠太郎(東福岡)がメンバーに絡んできそうだ。
新チームとなっても、なかなか調子は上がらず、関西大学春季トーナメントも8位に沈んだ。ただ、ポテンシャルの高い選手も多く、夏合宿でチーム力を挙げて、関西リーグを戦いながら調子を上げたいところだ。原点に立ち戻り、接点、セットプレーを強化しつつも同志社大学らしい自由なアタックを磨いて、関西で3位以上を狙いたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2023年
- 8位
- 2022年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2021年
- 4位(大学選手権ベスト8)
- 2020年
- 2位(大学選手権出場辞退)
- 2019年
- 2位(大学選手権3回戦敗退)