流通経済大学
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TEAM INFORMATION
昨年、関東大学リーグ戦こそ3位だったが、大学選手権では内山達二監督が掲げる「縦横無尽のダイナミックラグビー」で、公式戦で初めて帝京大学を43-39で下し、年々力をつけていることを証明した流通経済大学。今年もFW(フォワード)、BK(バックス)一体となってボールを展開するラグビーは健在である
内山監督は「我々のクラブ理念は『ラグビーを通して希望ある元気な未来を創る』です。このコロナ禍での経験は我々の日常が多くの皆様の応援で成り立っていることを再度気づかせてくれました」。
「だから私たちは勝利しなくてはならない、どんな逆境や困難だって皆さんと乗り越えてゆけると確信しています。我々は会場で皆さんに最上のダイナミックラグビーを届け、感謝を伝えることができると信じています」と話した。…
TEXT:斉藤健仁
関東大学リーグ戦 過去5年間の順位
- 2019年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2018年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2017年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2016年
- 2位(大学選手権3回戦敗退)
- 2015年
- 2位(大学選手権セカンドステージ敗退)
QUESTION
監督
内山 達二
うちやま たつじ
- 新年度のチームが始動してから今までのチームの過ごし方を聞かせてください
- コロナ禍においてグラウンド練習は人数制限や時短等、消毒管理を徹底することを学生組織から主体的に取り組んできた。その中で我々のクラブの理念および行動指針の浸透を第一に時間をかけた。活動が制限される中においても変化を恐れず目標達成のための効果的な選択をリーダー主体でいつも考え過ごすことができた。
- 他のチームにここだけは負けない!というポイント、見どころを教えてください
- ・電光石火・縦横無尽のダイナミックラグビー
FWDとBKSが一体となってどこからでもスコアを獲りにゆく
・地域共創
・応援
- チームを指揮をするうえで大切にしていることを教えてください
- より自分たちが求めているイメージを鮮明にすること
その遂行のために主体的に考え取り組むこと
- 今年警戒をしているチームとその理由を教えてください
- 早稲田大学。明治大学。帝京大学。天理大学。東海大学
我々が日本一になるために絶対勝たなくてはならないチームだから
- 他チームで注目している選手(所属チーム名も)とその理由を教えてください
- 天理大学のシオサイアフィフィタ選手(サンウルブスでも認められた突破力)
早稲田大学の丸尾祟真選手(突破力)
小林賢太選手(セットピースとボールキャリー)
明治大学の箸本龍雅(突破力とワークレート)
- 大学ラグビーのファンに向けて一言お願いします
- 大学のラグビーを応援してくださっているサポーターの皆さんへこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。コロナ禍のなかで春季の試合も無かった中SNSには皆さんの励ましの言葉や写真が溢れていました。このことは我々の力になりました。
昨年のラグビーW杯で皆さんは何を感じられたでしょうか、日本代表の勇気から多くの人が元気をもらいその喜びは大きなものとなりました。我々のクラブ理念は“ラグビーを通して希望ある元気な未来を創る”です。このコロナ禍での経験は我々の日常が多くの皆様の応援で成り立っていることを再度気づかせてくれました。だから私たちは勝利しなくてはならない、どんな逆境や困難だって皆さんと乗り越えてゆけると確信しています。
我々は会場で皆さんに最上のダイナミックラグビーを届け、感謝を伝えることができると信じています。
- 今年のチームの雰囲気はいかがですか?
- チームの目的目標が明確になっており、リーダーをはじめ、一人一人がパフォーマンスにこだわっている。本音で話す機会をもっと増やし、公式戦に向かって準備を進めている。
- コロナ禍でのご自身の変化を教えてください(ラグビーに関わらず私生活でも)
- コントロールできないものにイライラしない心がけ、コントロールできるものに集中する
- コロナ禍で新たに始めたことを教えてください(ラグビーに関わらず私生活でも)
- クラブの衛生管理から、自身の健康管理
- 5年後、10年後のご自身の目標をおしえてください
- 5年後には、日本一になった上で大学ベスト4以上に常にいるチームになる。
10年後には、ラグビーといえば流通経済大学となるような全ての高校生の憧れとなるチームになる。地域共創を加速し、愛されるクラブを追求する。
ラグビーだけでなく人間として成長のできるチームを作り上げたい。理念であるラグビーを通し希望ある元気な未来を創ることを達成する
主将
坂本 侑翼
さかもと ゆうすけ
- 新年度のチームが始動してから今までのチームの過ごし方を聞かせてください
- 春はシーズンがなくなった中で個人スキルにフォーカルして取り組んできた。今までできることが出来なくなった中で、zoomでのミーティングを行い自分のあり方の追求やラグビーIQを高めてきた。練習が再開してからは、時間がない中でチーム力を向上させるために取り組んできた。
- 他のチームにここだけは負けない!というポイント、見どころを教えてください
- FW.BKが一体となりどこからでもトライを狙うダイナミックラグビー
- チームをリードするうえで大切にしていることを教えてください
- チームが同じ方向を向くことができるよう意識してきた。また、グラウンドだけでなく私生活の部分でもチームの見本となるよう行動してきた。
- 今年警戒をしているチームとその理由を教えてください
- 早稲田大学。明治大学。帝京大学。天理大学。東海大学
我々が日本一になるために絶対勝たなくてはならないチームだから
- 他チームで注目している選手(所属チーム名も)とその理由を教えてください
- 天理大学のシオサイアフィフィタ選手(大学生離れしたフィジカルとスピード)
- 大学ラグビーのファンに向けて一言お願いします
- 大学のラグビーを応援してくださっているサポーターの皆さんへこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。今年はコロナの影響により様々な制限の中で活動を行ってまいりました。このような状況であるからこそ自分たちに何ができるのかを考える機会が増えました。私たちのクラブ理念は"ラグビーを通して、希望ある元気な未来を創る"です。FW.BK一体となりどこからでもスコアを狙うダイナミックラグビーで試合に勝利することで皆さんに元気を届けたいと思っています。
- 今年のチームの雰囲気はいかがですか?
- コロナの状況下、自分たちに何ができるかを考え行動してきた。個人のレベルアップを図った上でチーム力の向上を図っている。チームとしての信頼を築きシーズンに向けて準備をしている。
- コロナ禍でのご自身の変化を教えてください(ラグビーに関わらず私生活でも)
- 環境はコントロールできない。今できることを全力で取り組むことが大切と知った。
- コロナ禍で新たに始めたことを教えてください(ラグビーに関わらず私生活でも)
- 読書
- 試合前ルーティンを教えてください
- 前日の昼、三楽の焼肉ランチ
スパイク磨き、チョコ食べる
- 5年後、10年後のご自身の目標をおしえてください
- ラグビーの楽しさ、価値を伝えられる人間になる