慶應義塾大学 ラグビー部 チーム紹介
慶應義塾大学
TEAM INFORMATION
黒黄ジャージで名高い、日本ラグビーの「ルーツ校」である慶應義塾大学。2022シーズンは、対抗戦4位で大学選手権に進出したが、惜しくも準々決勝で関西王者・京都産業大学に33-34で敗れたように、過去8年間は準々決勝の壁を破って正月越えを果たすことができていない。
2022シーズンまで、4年間指導した栗原徹・前監督が退任。今季からOBで、かつて名タックラーで名を馳せた青貫浩之監督が就任した。ただ、三井大祐HC(ヘッドコーチ)ら主要なコーチは留任したため、新監督の方針で身体を当てる部分やタックルを重視しつつ、得点源となっているモール、スペースにアタックするというラグビーは継続的に取り組んでいる。
今季はセットプレー、接点で身体を張ってきたPR(プロップ)岡広将がキャプテン、副キャプテンにはスピードとゲームコントロールに長けたSO(スタンドオフ)/FB(フルバック)山田響(ともに4年)が就いた。
他にもスクラムリーダーはHO(フッカー)中山大暉、ラインアウトリーダーはLO(ロック)中矢健太、アタックリーダーはSH(スクラムハーフ)小城大和(いずれも3年)、ディフェンスリーダーはSO/CTB(センター)三木海芽、ブレイクダウンリーダーはFL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)樋口豪(ともに4年)ら、各ポジションの中心選手が務めている。
FW(フォワード)はPR井上皓介(4年)、LO(ロック)/FL藤井大地(3年)、シュモック・オライオン、NO8(ナンバーエイト)/HO福澤慎太郎(ともに4年)。BK(バックス)はSO/CTB永山淳(4年)、CTB山本大悟(2年)、U20日本代表のWTB/FB(フルバック)今野椋平、WTB(ウイング)伊吹央(ともに2年)、WTB/FB佐々仁悟、FB大野嵩明(ともに4年)ら能力の高い選手がいる。
青貫新監督の下、伝統のタックル、接点で強みを見せて、国立競技場で開催される100回目の「慶早戦」で、2010年以来の勝利、そして大学選手権のベスト4進出を狙いたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2023年8月31日時点
関東大学対抗戦 過去5年間の順位
- 2022年
- 4位(大学選手権ベスト8)
- 2021年
- 4位(大学選手権ベスト8)
- 2020年
- 3位(大学選手権ベスト8)
- 2019年
- 5位
- 2018年
- 3位(大学選手権ベスト8)