明治大学 ラグビー部 チーム紹介
明治大学
TEAM INFORMATION
2023シーズン、創部100周年を迎えた紫紺のジャージで名高い明治大学。2021シーズンからOBの神鳥裕之監督が指導しており、2023シーズンは対抗戦2位で大学選手権に進んだが、決勝で帝京大学の前に涙を呑んだ。
101年目、神鳥体制4年目の今季、コーチ陣に多少の変更があった。OBでありクボタスピアーズ船橋・東京ベイのディフェンスコーチだった高野彬夫氏が、HC(ヘッドコーチ)に就いた。FW(フォワード)陣の指導は、やはりOBである滝澤佳之と杉本晃一アシスタントコーチが務めている。
4年生で話し合いの末、キャプテンは1年生から試合に出ているNO8(ナンバーエイト)木戸大士郎、副将にはJAPAN XVにも選ばれたCTB(センター)秋濱悠太(ともに4年)が就いた。そして、FW(フォワード)リーダーにはFL(フランカー)福田大晟(4年)、BK(バックス)リーダーにはWTB(ウィング)安田昂平、寮長はLO(ロック)佐藤大地(いずれも4年)が務める。今季のスローガンはシンプルに「奪還」と定めた。
FWは「JAPAN TALENT SQUADプログラム」に参加したLO(ロック)田島貫太郎(4年)、日本代表に選ばれたFL利川桐生(3年)を筆頭に、PR(プロップ)伊藤潤乃助、富田陸(いずれも3年)、山口匠(2年)、HO(フッカー)西野帆平(3年)、NO8最上太尊(3年)、U20日本代表で躍動したLO物部耀太朗、FL大川虎拓郎、亀井秋穂(いずれも2年)らがいる。
BKも今季から定位置を確保しているSH(スクラムハーフ)柴田竜成(3年)、登根大斗(4年)、CTB蓬田雄(3年)、山田歩季、WTB(ウィング)坂本公平、FB(フルバック)金昴平(いずれも4年)といった上級生だけでなく、8月の日本代表カナダ遠征に選ばれたWTB海老澤琥珀、U20日本代表で活躍したSO(スタンドオフ)伊藤龍之介、伊藤利江人、FB(フルバック)竹之下仁吾(2年)がおり、そして新人のSO萩井耀司(桐蔭学園)と、FB為房幸之介(常翔学園)の2人も春季大会で躍動した。
春季大会Aグループでは早稲田大学に敗れたものの、帝京大学には引き分けるなど力のあるところを見せた。伝統的にセットプレーは強く、BKにもタレントがそろう。2023年シーズン、節目の年で準優勝に終わった悔しさをバネに、2018年度以来となる大学日本一「奪還」のため、対抗戦から優勝を狙いたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点
関東大学対抗戦 過去5年間の順位
- 2023年
- 2位(大学選手権準優勝)
- 2022年
- 2位(大学選手権ベスト8)
- 2021年
- 3位(大学選手権準優勝)
- 2020年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2019年
- 1位(大学選手権準優勝)