京都産業大学 ラグビー部 チーム紹介
京都産業大学
TEAM INFORMATION
2023年シーズンも廣瀬佳司監督、元木由起雄GM(ゼネラルマネージャー)のコンビで、初の関西3連覇(優勝は7度目)を達成した京都産業大学。大学選手権でも決勝の舞台にこそ立てなかったが、3シーズン連続ベスト4に進出した。今季こそ大学日本一を狙っている。
2019年まで47シーズン指導した大西健監督(現・相談役)のラグビーを踏襲、大学一と言われている厳しい練習、鍛え上げた強靱なスクラムとモールを起点としたアタック、さらに強固なディフェンスが伝統だ。
共同キャプテンにはSO(スタンドオフ)/FB(フルバック)辻野隼大とLO(ロック)フナキ・ソロモネの2人が就き、バイスキャプテンFL(フランカー)日吉健(いずれも4年)が務める。スローガンは、3年連続大学選手権の準決勝で敗退していることもあり、「BEST」を掲げた。日本一のチームになる、最高のチームになるという強い思いを込めたという。
FW(フォワード)陣は強力で、PR(プロップ)川口新太、乳井大士、HO(フッカー)李淳弘(いずれも4年)、U20日本代表のLO石橋チューカ(2年)、突破力が武器のNO8(ナンバーエイト)シオネ・ポルテレ(3年)らがいる。
BK(バックス)もジュニア・ジャパンで躍動したSH(スクラムハーフ)土永旭(4年)、日本代表に選ばれた村田大和(2年)、SO(スタンドオフ)吉本大悟(3年)、CTB(センター)ナブラギ・エロニ(2年)、WTB(ウィング)西浩斗(4年)などが有望だ。
関西大学春季トーナメントでも実力を発揮し、他校を圧倒して優勝するなど今季も力のあるところを見せた。今季も関西大学Aリーグは赤紺軍団が優勝候補であることは間違いない。過去10度阻まれてきた大学選手権準決勝の壁を打ち壊し、今シーズンこそ頂点に立つことができるか。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2024年8月1日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2023年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2022年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2021年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2020年
- 3位(大学選手権3回戦敗退)
- 2019年
- 4位(大学選手権3回戦敗退)