京都産業大学 ラグビー部 チーム紹介
京都産業大学
TEAM INFORMATION
2022年シーズンは廣瀬佳司監督、元木由起雄GM(ゼネラルマネージャー)のコンビで1997年、98年以来の関西連覇(優勝は6度目)を達成し、大学選手権でも2021年シーズンに続いてベスト4に進出、国立競技場でプレーした。
2019年まで47シーズン指導した大西健監督(現・相談役)のラグビーを踏襲、大学一と言われる厳しい練習、鍛え上げた強靱なスクラムとモールを起点としたアタック、さらに強固なディフェンスが武器であることは変わらない。
廣瀬監督は、キャプテンにタックルに定評があり、1年から活躍するFL(フランカー)三木皓正(4年)を指名。三木はスローガンを「Passion」(パッション)と定めた。「目標は今季も日本一ですが、京産に3年間いて、ラグビーの熱さが欠けている部分があると感じていた。見ている人が熱く、やっている方も熱くなれるように」という思いを込めた。
右PR(プロップ)に転向したヴェア・タモエフォラウがFW(フォワード)リーダー、FB(フルバック)船曳涼太(ともに4年)がBK(バックス)リーダーに就いた。
FWはPR渡辺龍(4年)、LO(ロック)ソロモネ・フナキ(3年)、突破力が武器で2022年シーズン9トライを挙げて大きな存在感を示したNO8(ナンバーエイト)/WTB(ウィング)ポルテレ・シオネ(2年)といった昨年の関西リーグベスト15の選手に加え、PR曽根隆慎(3年)、ルーキーながらLOとして存在感を示している石橋チューカ(報徳学園)などがいる。
BKもU20日本代表で躍動したSH(スクラムハーフ)土永旭(3年)、SO奈須貴大(2年)、SO(スタンドオフ)/FB(スタンドオフ)辻野隼大(3年)、昨年のベスト15のCTB高井良成(4年)、WTB松岡大河(ともに4年)らがいる。1年のSH高木城治(東福岡)、WTBエロニ・ナブラギ(大分東明)もメンバーに絡んできそうだ。
関西大学春季トーナメントで、54-14と同志社大学を下して優勝。5月末に大学王者・帝京大学と対戦し、12-43で敗れたが、夏合宿でもリーグ戦王者の東海大学に47-35、慶應義塾大学に570で快勝し、力のあるところを見せた。
今季も関西大学Aリーグは赤紺軍団を中心に展開されることは間違いない。過去9回阻まれてきた大学選手権の準決勝で勝利し、決勝に駒を進めたい。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2023年8月31日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2022年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2021年
- 1位(大学選手権ベスト4)
- 2020年
- 3位(大学選手権3回戦敗退)
- 2019年
- 4位(大学選手権3回戦敗退)
- 2018年
- 3位(大学選手権3回戦敗退)