日本大学 ラグビー部 チーム紹介
日本大学
TEAM INFORMATION
2019年から2位、3位、2位と、FW(フォワード)の強さを軸に関東リーグ戦で上位に入っていたのが「ハリケーンズ」こと、日本大学だ。2028年の創部100周年までに優勝することを目標に定めている。
2022年シーズンは元日本代表キャプテンの菊谷崇HC(ヘッドコーチ)を招聘したが、4位に終わり、2023年シーズンはチーム体制を刷新。OBの窪田幸一郎氏が監督を務めたが6位、2024年シーズンも2勝しかできず7位と入替戦にまわってしまった。
今シーズンは、川松真一朗総監督の下、窪田氏がコーチングディレクターとなり、コーチなどを務めていたOBの稲田仁氏が監督に昇格した。スローガンは、支配するという意味の「Dominate」を掲げた。試合、マインド、寮生活、日常のすべてにおいて主導権を握り、圧倒的する存在であるべきという意志を込めた。
今シーズンのリーダー陣は、主将がSH(スクラムハーフ)福田涼平、副将はSO(スタンドオフ)柏原慶太(ともに4年)、FW(フォワード)リーダーはPR(プロップ)中野慎之介(4年)と、PR/FL(フランカー)石川莉央(3年)、BKリーダーはFB(フルバック)半田翔彰と、CTB(センター)後藤翔大(ともに3年)が務める。
他にもFWにはPR髙橋祥汰(4年)、HO(フッカー)古寺将希(3年)、LO(ロック)岡亮太(3年)、FL森天(4年)、NO8(ナンバーエイト)の1年の尾形仁(大分東明)、BKはCTB大坪佑希(4年)、WTB(ウィング)佐川大樹(3年)、久保太志郎(4年)らが名を連ねる。
春季交流大会Cグループでは成蹊大学に勝利したが、それ以外は4敗を喫してしまった。かつて「ヘラクレス軍団」と言われたFW陣のスクラム、モールは強化しており、夏合宿でさらに得点力を上げたいところだ。
今シーズンはリーグ戦で上位に入り、2028年の100周年に向けて上昇気流に乗ることができるか。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2025年8月10日時点
関東大学リーグ戦 過去5年間の順位
- 2024年
- 7位
- 2023年
- 6位
- 2022年
- 4位
- 2021年
- 2位(大学選手権ベスト8)
- 2020年
- 3位(大学選手権ベスト8)