関西大学 ラグビー部 チーム紹介
関西大学
TEAM INFORMATION
伝統的に展開ラグビーを標榜している「カイザーズ」こと、関西大学。3シーズン前に、創部100周年の節目を迎えて、元日本代表SH(スクラムハーフ)の佐藤貴志監督を新たに招聘した。
2年前は3勝したものの6位となり、昨シーズンも近畿大学に勝利したが、6敗で最下位に終わり、入替戦で大阪体育大学(Bリーグ1位)に19-18と逆転勝ちして残留した。
今シーズンも佐藤監督が引き続き指導しており、2年前から「関大style」を掲げている。そのスタイルとは強烈なブレイクダウン、強固なセットプレーを軸に、陣地奪取と堅守速攻によって展開されるラグビーを目指すというものだ。
主将はFL(フランカー)奥平一磨呂が就いて、副将はSO(スタンドオフ)崎田士人と、FL谷口永輝(ともに4年)の2人。主務はWTB(ウイング)/FB(フルバック)浦颯太(4年)が務める。
FWの主力はPR(プロップ)が平尾啓太(3年)→坂井大斗、堂免海斗、平尾啓太(いずれも4年)、HO(フッカー)に山本真士、大林直人(ともに4年)。LO(ロック)は中村豪、佐野利樹(ともに4年)がおり、第3列はFL岡田薫瑠(3年)、NO8(ナンバーエイト)中川一星(3年)らが名を連ねる。
BKはSH(スクラムハーフ)に宮内幹大、嘉悦滉太(ともに3年)、SOは1年の堂免遙生(尾道)。CTB(センター)は吉良陸人(3年)、WTBに神戸逸玖(4年)、正田青海(3年)、FB(フルバック)は遠藤亮真(4年)らが中心だ。
2025年は4月から、新設されたビジネスデータサイエンス学部のある「吹田みらいキャンパス」にできた、ラグビー部の専用グラウンドを使用している。新しい練習拠点ができ、佐藤監督の就任3年目ということで、より、選手たちは指揮官のやりたいラグビーに対しての理解は深まっているはずだ。
関西大学春季トーナメントでは、2回戦で昨年の関西リーグ王者である天理大学に19-17で勝利し、4位に入った。今シーズンこそ、上位チームの牙城を崩して3位以内に入ることができるか。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2025年8月10日時点
関西大学リーグ 過去5年間の順位
- 2024年
- 8位
- 2023年
- 6位
- 2022年
- 8位
- 2021年
- 6位
- 2020年
- 7位