ツァイ ペイチャン

リーグ推薦によってオールスターゲームに初出場を果たしたのは、今シーズンより日本製鉄堺ブレイザーズに加入した、チャイニーズ・タイペイ出身のツァイ・ペイチャンだ。

205㎝という身長を誇るミドルブロッカー。高校を卒業後、チャイニーズ・タイペイの『Pingtung Taipower』で力をつけ、昨年までは韓国プロリーグ・現代キャピタルで活躍した。高さを生かしたクイックや、形の崩れない強力なブロックがセールスポイント。次世代のチャイニーズ・タイペイを代表する選手だ。

「とてつもないポテンシャルを持っている選手。何とか日本で花を咲かせてほしい」と、同じミドルブロッカーで、コーチも兼任する松本慶彦選手（日本製鉄堺）も注目する逸材である。

1月12日現在、22試合に出場し、アタック決定率は54.5％を記録。ブロック決定本数の個人ランキング上位には顔を見せていないものの、チームの戦略を遂行する組織的なブロックで、ブレイザーズのディフェンスの要となっている。2001年生まれ、23歳とまだまだ伸び盛りのプレーヤーに注目してほしい。

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