台湾出身。12歳からバレーボールを始め、2019年には台湾代表としてアジア選手権に出場。同年にVリーグ ディビジョン2のヴォレアス北海道に入団。強力なサーブやスパイクを武器にチームの得点源として活躍。2020-21シーズンにはチームを準優勝に導き、自身も敢闘賞とサーブ賞を受賞。2021-22シーズン、2022-23シーズンとリーグ2連覇を達成した。

試合の流れを大きく変える強力なサーブやスパイクなど、圧巻のパフォーマンスを見せ、MVP、得点王、サーブ賞を2年連続で受賞。2連覇に大きく貢献し、チームは2023-24シーズンより、Vリーグ ディビジョン1へ昇格。

チームメイトからの信頼も厚く、その実力が評価されチーム最年少ながら2023-24シーズンからキャプテンを任され、闘志あふれるプレーでチームを引っ張っていたが、昨シーズンは9位に終わってしまった。

確実に成長を実感しているヴォレアス北海道は、SVリーグ初の王者の座を目指す。若き主将は世界最高峰を目指すSVリーグの舞台で、どんな活躍を見せてくれるのだろう。

TEXT：長瀬竜征（PLANTONE）