長崎県佐世保市出身。姉の影響で小学校入学からバレーボールを始める。高校1年生の時に全国優勝を経験。2年時には日本代表に選出され、U-18、21、23と各世代で代表メンバーとして活躍。2017年のU-23アジア選手権では、ベストセッターを受賞している。

大学在学中の2018年にサントリーサンバーズへ入団。山村監督から人として選手として成長するためにと、2020-21シーズンには若くしてキャプテンに就任。すぐに結果を出し始め、チームの勝利に貢献した。

2020-21シーズンの年明けからは、脅威の21連勝を記録し優勝を収め、個人としてもベスト6を受賞。2021-22シーズンでも優勝を果たし、2連覇を達成。正確なトスと強力なジャンプサーブが評価されMVPを獲得している。

世界クラブ選手権でも3位という成績を収めるなど、世界でも戦えるクラブへと成長させた立役者だ。黒鷲旗でも、2大会連続で優勝し、主将としてチームを勝利に導いた。

今シーズンから新戦力がサントリーサンバーズに入団する。より強力になったサンバーズの攻撃陣をどう活かしていくのか、自身もどのような活躍を見ることができるのか、注目が集まる。

TEXT：長瀬竜征（PLANTONE）