水町 泰杜

中学3年生時には、JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学大会で熊本県選抜を日本一に導くと、名門の熊本・鎮西高校では1年目からエース対角に入り、インターハイと「春高」（全日本バレーボール高等学校選手権大会）の“高校二冠”に貢献。併せて高校時代にはU18日本代表としてアジアU18選手権大会に参加し、MVPに輝いている。

早稲田大学でも下級生時からコートに立つと、アタックのみならず、レシーブ、サーブでハイレベルのパフォーマンスを繰り出し、軒並み個人タイトルを獲得。キャプテンを務めた最終学年の“大学四冠”を始め、在学4年間で3度の全日本インカレ制覇を味わった。

大学卒業後はインドアとビーチバレーボールの二刀流に挑戦。ウルフドッグス名古屋でのルーキーイヤーではレギュラーの座を射止め、2024-25シーズンは最優秀新人賞に輝く。

その後、臨んだ2025年のビーチバレーボールシーズンにおいては、「ジャパンビーチバレーボールツアー2025 第7戦グランドスラム エスコンフィールドHOKKAIDO大会」で悲願の初優勝を飾った。

明るいキャラクターと誰もが認めるパフォーマンスで、ファンも爆増中である。

TEXT：坂口功将