リカルド・ルカレッリ・ソウザ

ブラジルのコンタジェン出身。2010年にブラジルのスーパーリーガでキャリアをスタートさせる。2011年にはブラジルのシニア代表に初選出され、2012年のワールドリーグで代表デビューを果たす。

2016年に開催されたリオデジャネイロ五輪で、ベストアウトサイドヒッター賞を受賞する活躍で金メダル獲得に貢献。2018-19シーズンにはMVPとベストアウトサイドヒッター賞に輝く活躍で、チームを優勝に導く。

2019年のワールドカップや、2021年のネーションズリーグでも優勝を果たすなど、世界を代表するアウトサイドヒッターとして数々の栄光を手にした。

2020-21シーズンからはイタリアのセリエAで活躍し、昨シーズンからジェイテクトSTINGS愛知に加入。プレー面だけでなく、コート外でもこれまで培った経験を仲間に伝え、日本のバレーを吸収しながらチームに貢献。

重要な局面での強烈なサーブでチームに勢いをもたらし、勝利を掴んだ場面も少なくない。ファイナルでは悔しい思いをしたが、その経験も今シーズンに必ず生きるはずだ。得意の連続サービスエースで、再びチームに大きな勢いを吹き込んでくれるだろう。

TEXT：長瀬竜征（PLASMA Inc.）