村山 豪

STINGS愛知から東京グレートベアーズに移籍した村山は、スピードを生かしたクイックやブロックを得意とするミドルブロッカーだ。

加えてディグやリバウンドのフォローなど細やかなプレーにも長けており、長身選手が有利と言われる同ポジションのなかで、貴重なオールラウンダーとして期待されている。

ジェイテクト時代、2021-22シーズンにはV1リーグで最優秀新人賞を受賞。2022年から日本代表登録メンバーに選出され、同年のネーションズリーグに出場した。今年度も日本代表として活動。ネーションズリーグでは持ち前のスピードを生かしたプレーで日本の決勝ラウンド進出に貢献した。

ロサンゼルス五輪に向けて成長が期待される選手の1人であり、本人も「挑戦と成長をテーマに掲げてやっていきたい」と語る。

グレートベアーズへの移籍は「バレーボール選手としても、ひとりの人間としても成長したい」という思いから決めた。出身地である東京を拠点にチームの勝利と自身の成長を目指す。

TEXT：市川忍