サナイラ・ワクァ

日本代表選手紹介

サナイラ・ワクァ

サナイラ・ワクァ

Sanaila WAQA

  • 生年月日

    1995年7月17日

  • 出身

    フィジー

  • 所属

    花園近鉄ライナーズ

  • ポジション

    LO(ロック)

  • 身長/体重

    202cm/120kg

  • 主な経歴

    ヘイスティングボーイズ高校→ホークスベイ、NEC

  • 日本代表キャップ

    2
    ※2024年6月1日時点

空中戦とボールキャリーが武器。決定力の高い長身LO

フィジーの首都スバに生まれ、6歳でラグビーを始めたが、敬虔なクリスチャンの父により、子供の頃は教会に行くため、土曜日にラグビーをすることが許されなかったという。そのため、ニュージーランドの高校からもラグビー留学の誘いがあったが、すぐに行くことは叶わなかった。

父が亡くなったあと、伯父を説得してやっとニュージーランドの高校に進み、17歳から本格的にラグビーの試合に出られるようになったという。最初はWTB(ウイング)として頭角を現し、ニュージーランド7人制高校代表や、U20ハリケーンズなどにも招集されるようになった。

州代表選手権のホークスベイでの活躍を経て、2017年に来日。NECグリーンロケッツへ入団すると、長身を生かしてLOに転向した。そして2020年から近鉄でプレーしている。

リーグワン初年度では、ディビジョン2で順位決定戦を含め8試合に出場し、最多トライタイの11トライを挙げるなど、ボールキャリーで活躍を見せて、チーム優勝とディビジョン1への自動昇格に大きく貢献した。

2022年、5年居住の代表資格をクリアし、日本代表候補に初めて選出された。夏はウルグアイ代表との第2戦で途中出場し、初キャップを獲得すると、フランス代表との2戦目では5番をつけて先発出場したが、秋はケガで離脱してしまった。そのため、2022-23シーズンのリーグワン前半戦は出られなかったが、終盤に復帰し、入替戦を含めて5試合で3トライを挙げた。

2023年のワールドカップ出場はならなかったが、夏の日本代表・イタリア合宿にバックアップスコッドとして帯同した。2023-24シーズンのリーグワンでは、入替戦も含めて10試合に出場し、空中戦、ボールキャリーで存在感を示した。日本代表でも空中戦の強さ、ボールキャリアーとしてのインパクト、オフロードパスは大きな武器となるはずだ。

◆亡父もサナイラ・ワクァという名前だったため、その息子ということで愛称は「ジュニア」。初めてフィジーを離れてニュージーランドに来たときは、小さなリュックサックとラグビーシューズ1組だけしか持って行かなかったという。高校時代の彼女と結婚し、現在は3人の子どものパパ。

TEXT by 斉藤健仁
© JRFU

QUESTION

  • Q.今ハマっている趣味や特技は?

    ハイキング

  • Q.おふくろの味は?

    美味

  • Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?

    ボブ・マーリーのリデンプション・ソング

  • Q.代表の中で、あなたが推したい注目の選手は?その理由も教えて下さい。

    リーチ マイケル
    チームで最も経験豊富な選手

  • Q.あなたにとって、日本代表とは?

    ファミリー!ワンチームとして一緒に戦い、試合に勝ちたい。

  • Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?

    ボールキャリー。ボールを受ける前に相手のポジショニングを観察し、フットワークとスピードで回り込むか、突破する技術。

  • Q.3年後の27年W杯への誓い

    世界のトップ4入り。世界一になるため、全てのゲームでハードワークして貢献する。

  • Q.もしラグビーをしていなかったら、どんなスポーツしていた?

    カヌー競技

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