ジョネ・ナイカブラ
日本代表選手紹介

ジョネ・ナイカブラ
Jone NAIKABULA
-
生年月日
1994年4月12日
-
出身
フィジー
-
所属
東芝ブレイブルーパス東京
-
ポジション
WTB(ウィング)
-
身長/体重
177cm/95kg
-
主な経歴
ケルストンボーイズ高校→摂南大学
-
日本代表キャップ
8 ※2023年ワールドカップ日本代表
※2024年6月1日時点
トライを取り切る力を持つ、スピードと馬力を合わせ持ったWTB
フィジー生まれで、7歳でラグビーを始めて、元オールブラックス主将のタナ・ウマンガに憧れ、18歳の時にニュージーランドへ留学した。当初は英語もあまり話せなかったというが、すぐにチームに溶け込み、大きく成長。ケルストンボーイズ高校時代は、7人制ラグビーのニュージーランド高校代表にも選ばれるほどの活躍を見せた。
スカラシップで摂南大学の法学部に進んで頭角を現し、2017年には7人制ラグビーの日本代表としてもプレーした。卒業後の2018年、東芝に入団したが、その年のラグビーワールドカップセブンズにも出場を果たした。その後は、15人制ラグビーに専念している。
2021シーズンのトップリーグでは6試合に出場し、5トライを挙げて、2021年4月には日本代表候補にも選ばれたが、結婚式の予定があったため参加は見送った。2021年秋にも日本代表に選ばれて欧州遠征にも帯同したが、初キャップを得ることはできなかった。
リーグワン初年度は15試合に先発出場し、9トライを挙げるなど、チームの主力として活躍。トップ4入りにも貢献し、2022年夏に再び日本代表へ招集されたが、またしてもキャップ獲得はならなかった。
2023年夏のサモア代表戦で初キャップを獲得すると3戦連続先発し、トンガ戦、フィジー戦でトライを挙げただけでなく、ディフェンスでも大きくアピールし、初のワールドカップへの切符をつかんだ。ワールドカップでは4試合すべてに出場し、2トライを挙げた。
2023-24シーズンのリーグワンでは、11試合に先発出場。プレーオフ決勝で2トライを挙げ、POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いて、ブレイブルーパスの優勝に大きく貢献。スピードとステップを武器に、1人でトライを取りきる力を持ったランナーで、エディー・ジャパンになっても攻守で日本代表に勢いを与えたい。
◆もともとフィジーのナドローガという人口200人ほどの村の出身で、幼少期は祖母に育てられたという。尊敬する選手は、かつて東芝でチームメイトだったリチャード・カフィ。シャイな性格だが、同じフィジーにルーツを持つリーチ マイケルや、トンガなどアイランダーのチームメイトとはよく話しているという。日本語の勉強にも熱心だ。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU
QUESTION
-
Q.今ハマっている趣味や特技は?
家族と過ごし、映画を見るのが好き
-
Q.おふくろの味は?
母の料理は何であれ愛がこもっている
-
Q.試合前によく聞く曲は?また、その曲のどんな所がおすすめですか?
いつもフィジーの曲を聴いています
-
Q.代表の中で、あなたが推したい注目の選手は?その理由も教えて下さい。
今季のヴィリはかなり良いプレーをしたと思う。彼は力強くて速く、それでいて技術も高い。
-
Q.あなたにとって、日本代表とは?
自分にとって多くを意味します。特に、日本の人々、そして自分の家族を代表するということに関しては。機会を与えられたときはいつでも自分の仲間たちと一緒にハードに戦っています。
-
Q.自分のプレーの1番の強み、見てほしい所は?
アタック、そしてチームのセットピースを仕上げるところが自分の強みだと思います。
-
Q.3年後の27年W杯への誓い
先ずは身体の調子を維持し、怪我をしないこと。チャンピオンのようにプレーするため、自分に気合を入れ続け、次のワールドカップへ向けハードワークし続ける。
-
Q.リフレッシュ方法は?
もっと寝ることかな
-
Q.座右の銘
わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。
-
Q.毎日のように自宅でしているトレーニング
数分間の体幹エクササイズ
-
Q.洋服のサイズ
XL
-
Q.洋服は既製品?オーダー?どちらですか?
なんでも
-
Q.よく連絡を取りあう選手は?
日本でプレーしているフィジー人の友人たち
-
Q.日本語は話せますか?
少しだけ
-
Q.日本代表戦に向けてファンへ一言
応援ありがとうございます。今後のテストマッチも大勢での応援、よろしくお願いします。ありがとうございます。