白岩 蘭奈

宮城県仙台市で生まれ、両親がママさんバレーに参加していたことをきっかけにバレーボールを始める。元々実業団の長距離走選手だった両親が、「Runner」からこの名をつけた。

小学生の時はマラソンをしていたが、中学生で始めたバレーボールに夢中になり、本格的にバレーボールに転向。県立利府高校を経て、新潟医療福祉大学に進学し、1年生から試合に出場する。4年時には副キャプテンを務め、攻撃の軸であるオポジットとして躍動。

2018年に、KUROBEアクアフェアリーズ（現・KUROBEアクアフェアリーズ富山）に入団し、サマーリーグ東部大会でフレッシュスター賞を受賞する。

2020年、V2のフォレストリーブズ熊本に移籍し、開幕当初はオポジットとして出場するなど、攻撃面での役割が大きかったが、守備の面でも成長を感じるシーズンとなった。

2021-22シーズンには、リーグ最多の248得点を挙げる活躍で、チームの得点源として存在感を示す。2022年に、V2の群馬銀行グリーンウイングス（現・群馬グリーンウイングス）に移籍し、初年度から167得点を記録。

今シーズンから始まるSVリーグでも、ジャンプ力を生かしたスパイクで得点を量産し、チームを勝利に導く。

TEXT：長瀬竜征（PLANTONE）