埼玉県さいたま市で2人兄妹の長女として生まれ、小学4年生からバレーボールを始める。小さい頃から周囲よりも飛び抜けて大きい身体を持ち、中学2年生の時には強化委員会主催の『長身選手発掘育成合宿』へ招集される。

春日部共栄高校に進み、チームの大黒柱として2年生から2年連続でインターハイに出場する。卒業前にはVチームや大学からの誘いもあったが、V1でプレーしたいと、誘いを受けたKUROBEアクアフェアリーズ（現・KUROBEアクアフェアリーズ富山）へ入団。

持ち前の高さを生かしたブロックと移動攻撃で活躍。2021年はブロック決定本数4位の成績を残した。 2022年にPFUブルーキャッツ（現・PFUブルーキャッツ石川かほく）に移籍。

今年6月に馬場大拓新監督を迎え、ベトナムで開催された第14回VTV9-ビンディエン国際女子バレーボールカップに出場。ベストミドルブロッカー賞を受賞する活躍で、チームを優勝に導く。その後のサマーリーグ東部大会で4連覇、翌週の中部日本総合バレーボール選手権でも連覇を成し遂げるなど上々のスタートを切った。

また、SVリーグが開幕する今シーズンからキャプテンに就任。チーム名が変更されるなど、今年大きく変わったブルーキャッツ。チームリーダーとして存在感を示し、新生ブルーキャッツのあり方をファンに届ける。 

TEXT：長瀬竜征（PLANTONE）