秋田県秋田市に生まれ。小学校3年生の時にクラブチームの監督に誘われてバレーボールを始める。6年生の時に全国大会に出場し、大会後に実施されたエリートアカデミーオーディションにて刺激を受けたことで、日本代表を目指し始める。

中学時代にはユース日本代表に選ばれ、ジュニアオリンピックカップにも出場。3年時にはオリンピック有望選手に選出される。ユース代表では、石川真由や山田二千華など、のちにA代表に入る彼女らのプレーに感化される。

秋田北高校では、恩師である戸嶋先生に出会い、エースとしてチームを4年ぶりの春高に導く。卒業後は教員になるために大学進学を考えるも、兄からの助言でVリーグでプレーすることを決意。

日立Astemoリヴァーレ（現・Astemo リヴァーレ茨城）の内定選手となり、1年目の開幕戦で初出場を果たす。昨年は地元秋田での試合に初めて出場し、18得点をマークする活躍で、2セットダウンから逆転勝利。4季目にして、自身のプレーで秋田に勝利を届けることができた。

また、夏に行われたアジア女子選手権大会で、長年の夢だった日本代表に初選出。代表で得た経験を胸に、リヴァーレ茨城でもプレーで引っ張っていく。

TEXT：長瀬竜征（PLANTONE）