ワイサケ・ララトゥブア
日本代表選手紹介

ワイサケ・ララトゥブア
Waisake RARATUBUA
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生年月日
1998年3月17日
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出身
フィジー
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所属
コベルコ神戸スティーラーズ
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ポジション
LO(ロック)
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身長/体重
193cm/120kg
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主な経歴
ラトゥ・サーララ・スクナメモリアルスクール→東海大学
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日本代表キャップ
2
※2025年8月1日時点
突破力と決定力に長けたフィジー出身LO
フィジー出身で9歳の時に小学校でラグビーを始めた。子どもの頃はBK(バックス)だったが、身長が伸びたため高校でLOに転向したという。20歳の時にU20フィジー代表として、2018年にルーマニアで開催されたワールドラグビーU20トロフィー優勝に貢献した。
最初はスーパーラグビーでプレーすることを考えていたが、20歳で来日し、東海大学に入学した。1年時は控えから2試合の出場に終わったが、大学2年からレギュラーとして活躍し、2021年度は大学選手権ベスト4に貢献。2022年度は関東大学リーグ戦のベスト15にも選出された。
東海大卒業後はスティーラーズに加入し、2023-24シーズンは主力として、先発12試合を含む全16試合に出場。2024-25シーズンも10試合の先発を含む19試合に出場し、スティーラーズの中軸の一人としてチームの3位にも貢献した。
FL(フランカー)や、NO8(ナンバーエイト)としてもプレーでき、体格を活かした突破力と決定力に長けたバックファイブとして、2025年、初めての日本代表選出となった。
6月、「JAPAN XV」として出場したマオリ・オールブラックス戦では5番で先発。7月のウェールズ代表との第1テストマッチで控えから初キャップを獲得、続く第2戦も控えから出場した。夢であるワールドカップ出場に向け、日本代表キャップを重ねていきたい。
◆ニックネームは「ワイス」。兄と妹がいる。同じフィジー出身のLO/FLレキマ・ナサミラ(横浜キヤノンイーグルス)は、東海大学時代の同級生だった。ラグビーでケガをしたことのある父の反対を押し切って競技を始めたという。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU