小林 賢太
日本代表選手紹介

小林 賢太
Kenta KOBAYASHI
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生年月日
1999年6月2日
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出身
兵庫県
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所属
東京サントリーサンゴリアス
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ポジション
PR(プロップ)
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身長/体重
181cm/115kg
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主な経歴
東福岡高校→早稲田大学
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日本代表キャップ
0
※2025年6月1日時点
大学4年時から1番へ。機動力にも長けた左PR
幼稚園の同級生に誘われて兵庫・芦屋ラグビースクールで4歳の頃に競技を始めた。中学まではクラブでプレー。高校の先輩でもある元日本代表の垣永真之介への憧れもあり、親元を離れて東福岡高校に入学した。
1年から3番の右PRとして公式戦に出場。FL(フランカー)福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)は同級生で、2年時は花園を含む「高校3冠」を経験したが、3年時の花園はベスト4に終わった。
垣永と同じ早稲田大学に進学すると1年生から試合に出場し、2年になると大学選手権優勝、3年時は大学選手権準優勝に寄与した。在学中はジュニア・ジャパンや、U20日本代表も経験。4年になると日本代表でスクラムコーチを務めた長谷川慎コーチ(現・静岡ブルーレヴズコーチ)らの勧めもあり、1番の左PRに転向、また副将にも任命された。
卒業後も垣永と同じ東京サントリーサンゴリアスに入団。2022-23シーズン第2節のNECグリーンロケッツ東葛戦で、リーグワンデビューを飾ると、先発5試合を含む10試合に出場し、2023-24シーズンは15試合に出場。3年目となった2024-25シーズンでは、先発16試合を含む19試合全てに出場し、サンゴリアスの主軸として成長した。
2023年夏には初めて日本代表候補に名を連ねたものの、日本代表への昇格はならなかった。だが、9月にはバックアップメンバーとして、欧州でバーバリアンズの遠征に参加し、経験を積んだ。機動力、パス、ランに長けている動ける左PRとしてアピールし、初キャップを掴みたい。
◆ニックネームは「コバケン」。座右の銘は「なるようになる」。几帳面で綺麗好き。高校時代から試合前のルーティンは、部屋の整理整頓、掃除。特技は料理。ラグビーを見ることも好き。
3歳下の弟のPR洋平(東芝ブレイブルーパス東京)がいて、よく似ている。パリ五輪代表であるリコーブラックラムズ東京のWTB(ウイング)古賀由敦は、ラグビースクールから大学まで、チームメイトとして一緒にプレーした。芦屋ラグビースクール初の15人制代表選手となった。
TEXT by 斉藤健仁
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