ホスキンス・ソトゥトゥ

オールブラックス注目選手紹介

ホスキンス・ソトゥトゥ

ホスキンス・ソトゥトゥ

Hoskins SOTUTU

  • 生年月日

    1998年7月12日

  • 所属

    ブルーズ

  • ポジション

    FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)

  • 身長/体重

    192cm/106kg

  • ニュージーランド代表キャップ

    12
    ※2022年10月11日時点

リード、サヴェアの後継者と目されている次世代のNO8

フィジー代表として活躍した父・ワイサケと、イングランド出身の母との間にニュージーランドで生まれる。自身も父や他の多くのフィジー出身選手のように、幼い頃はBK(バックス)、特にWTB(ウィング)としてプレーしていた。

10代後半となると身体が大きくなり、スピードもなくなったためバックローに転向し頭角を現した。2018年にU20ニュージーランド代表でプレーするようになってから、オークランドの一員として州代表選手権に出場し、2019年にブルーズでスーパーラグビーデビューを飾った。

3カ国の代表資格を持っていたため、ニュージーランド出身のフィジー代表ヴァーン・コッターHC(ヘッドコーチ)がフィジー代表に呼ぼうとしたほどの逸材だった。2020年のスーパーラグビーアオテアロアで、強力なボールキャリアーかつ、タフなディフェンダーとして注目を集めた。100回以上のキャリーと80回のタックルを記録し、スーパーラグビーアオテアロアの最優秀選手に選ばれた。

その勢いのままオールブラックスのスコッド入りを果たし、2020年10月11日のオーストラリア代表戦で初キャップを獲得し、そのまま5試合に出場した。 ブルーズでは主力の1人となっているものの、ポジション争いの激しいオールブラックスの中で、今年はなかなかチャンスに恵まれず、ザ・ラグビー・チャンピオンシップでは2試合の出場にとどまっている。今秋は試合に出場し、大きなアピールをしたいところだ。

◆父のワイサケはオークランドやブルーズ、クルセイダーズだけでなく、日本のヤマハ発動機でプレーしていたため、幼少期は日本で過ごした経験があり、当時はサッカースクールに入っていた。4人兄弟の長男で、妹のテウイラはネットボールのU21ニュージーランド代表で、7人制ラグビーでも日本の三重パールズに所属していたこともある。他に弟のコービー、妹のハナがいる。

TEXT by 斉藤健仁

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