ウィル・ジョーダン
オールブラックス注目選手紹介
ウィル・ジョーダン
Will JORDAN
-
生年月日
1998年2月24日
-
所属
クルセイダーズ
-
ポジション
WTB(ウィング)/FB(フルバック)
-
身長/体重
188cm/94kg
-
ニュージーランド代表キャップ
21
※2022年10月11日時点
スピードとしなやかなラン、そして決定力が武器のウィンガー
クライストチャーチ生まれで、名門クライストチャーチボーイズ高校に進学し、主にFB(フルバック)としてプレー。2015年はトライ王に輝き、カンタベリーの高校チャンピオンに貢献している。
2017年にはU20ニュージーランド代表にも選出。同年、出場機会を求め、カンタベリーではなく、タスマンで州代表選手権に出場し、5トライを挙げる活躍をした。翌2019年は10トライを挙げてタスマンの初優勝にも大きく貢献した。
2019年、クルセイダーズの一員としてスーパーラグビーデビューを飾り、2020年はスーパーラグビーアオテアロアでFBとして5試合、WTBとして1試合に先発出場し、6トライでトライ王に輝いたほか、15のクリーンブレイク、39のディフェンス突破、724メーターのキャリーと出色のパフォーマンスを見せた。
2020年、ニュージーランド代表のセレクションマッチも兼ねた北島対南島戦でも南島代表として出場してトライを挙げると、そのままオールブラックスにも選出。オーストラリア代表戦で初キャップを獲得し、続くアルゼンチン代表戦では2トライを挙げて、決定力の高さを見せた。
2021年7月のトンガ戦では5トライ、同年10月のアメリカ戦では3トライとトライの嗅覚に長けており、ワールドラグビーの最優秀新人賞も受賞した。今年のスーパーラグビーパシフィックでは、クルセイダーズの6連覇に貢献し、トライ王となる10トライを挙げた。オールブラックスでも14番を確保しており、2023年ワールドカップもエースとしてトライ王を目指したい。
◆大のゴルフ好きとして知られている。チームメイトのデーヴィッド・ハヴィリとは仲が良く、毎週ゴルフに一緒に行っているという。ラグビーだけでなくクリケットも得意だった。
TEXT by 斉藤健仁