小川 愛里奈

出身の岡山県の名門・就実高校では3年生時に「春高」こと、全日本バレーボール高等学校選手権大会で準優勝。そこではセンターエリアからハイセットのトスを打ちきるエースとして活躍を見せた。

高校を卒業後は東レアローズ（当時）に入団。同期の黒後愛（現・埼玉上尾メディックス）とともに、ルーキーイヤーからコンスタントに出場機会を獲得すると、アタックやブロックだけでなくサーブでも貢献する。

特にサーブ効果率10.9％を記録した2018-19シーズン、同じく12.9％の2020-21シーズンで、いずれもリーグ準優勝とチームの好成績に貢献した。

2023-24シーズンからは、現在の所属先となる大阪マーヴェラスに移籍すると、優勝こそ逃したものの、NECレッドロケッツ（当時）とのファイナルでは、チームを通じて最多3本のブロックポイントをマークするなど、その実力を新天地でも示した。

高校を同じくする後輩ミドルブロッカーの大山遼と切磋琢磨しながら、コート上でその力をぶつける。