高本 とむ
日本代表選手紹介

高本 とむ
Tomu TAKAMOTO
-
生年月日
2001年10月10日
-
出身
大阪府
-
所属
リコーブラックラムズ東京
-
ポジション
WTB(ウイング)
-
身長/体重
182cm/92kg
-
主な経歴
東福岡高校→帝京大学
-
日本代表キャップ
0
※2025年6月1日時点
スピードとダイナミックなランが持ち味の若きWTB
小学校2年の時に大阪・箕面ラグビースクールで競技を始めた。大阪府出身だが、高校は、2009年度から花園3連覇を達成した実績や、練習環境などに惹かれて、親元を離れ東福岡に進学した。
中学まではSO(スタンドオフ)や、CTB(センター)でプレーしていたが、高校2年時からWTBとしてプレーすると能力が大きく花開き、レギュラーとして活躍した。高校3年時の花園では2回戦、準々決勝とハットトリックを決めるなど、ダイナミックなランでベスト4進出に貢献。U17日本代表、高校日本代表にも選出された。
大学は帝京大学に進学。大学1年時こそ試合に出られなかったが、2年時からは先発出場の機会も増えて、4年時はBK(バックス)リーダーとして大学選手権3連覇に貢献。志気陸王(JR九州サンダース)と、快足WTBコンビ「ダブルフェラーリ」として名を馳せた。
2024年2月、大学生ながら、福岡で開催された日本代表エディー・ジョーンズHCに日本代表のトレーニング合宿に招集され、アーリーエントリーでリコーブラックラムズ東京に加入。オフシーズンの6月には、ニュージーランドのホークスベイに留学も経験した。
2024-25シーズン、ブラックラムズで出場機会に恵まれなかったが、最終節の三重ホンダヒート戦でリーグワンデビューを果たす。5月には「JAPAN XV」に招集されて大分合宿に参加、ホンコン・チャイナ戦でハットトリックの活躍を見せた。
7月、追加招集で初の日本代表入りを果たした。スピードと決定力あるランでアピールを続けたい。
◆平仮名の「とむ」という名前は、「何にでも『富む』ように」という願いをこめて父につけられたという。弟の「とわ」も同じく東福岡から帝京大学に進学したSOだ。
日本代表でチームメイトである、東福岡時代の同級生のCTB廣瀬雄也(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)は仲が良い友人。好きな食べ物は焼肉、ジェノベーゼパスタ。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU