伊藤 鐘平
日本代表選手紹介

伊藤 鐘平
Shohei ITO
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生年月日
1997年5月1日
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出身
兵庫県
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所属
東芝ブレイブルーパス東京
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ポジション
LO(ロック)
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身長/体重
190cm/105kg
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主な経歴
札幌山の手高校→京都産業大学
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日本代表キャップ
0
※2025年8月1日時点
兄は日本代表コーチ。接点で働くバックファイブの仕事人
17歳年上の兄・鐘史(日本代表FWコーチ)の影響もあり、8歳でラグビーを始めた。花園へ出たい思いと、現在チームメイトで、日本代表FL(フランカー)リーチ マイケルへの憧れから、高校は親元を離れ、北海道・札幌山の手高校に進み、1・2年で「花園」こと、全国高校ラグビー大会に出場を果たした。
大学は関西に戻り、兄と同じ京都産業大学に入学し、大学時代はコーチをしていた兄の指導も受けた。U20日本代表にも選出され、4年時はキャプテンも務めた。大学卒業後はブレイブルーパスに加入した。
2021年、トップリーグ最後のシーズンでは、2試合に先発した。リーグワンになると、2022シーズンは控えから8試合に出場。2022-23シーズンからFL(フランカー)としてもプレーし、先発7試合を含む13試合に出場と、プレー時間を大きく増やした。
2023-24シーズンは、リーグ戦16試合全てでプレーした。2024-25シーズンはリーグ戦全18試合に出場。決勝こそプレーできなかったものの、存在感を見せリーグワン連覇に貢献した。
接点に強く、泥臭く働くタイプのFW(フォワード)で、リーグワンでの活躍が評価され、2025年8月、日本代表合宿に初招集された。
◆尊敬する兄は神戸製鋼でプレーし、2015年ワールドカップにも日本代表として出場した。座右の銘は「神は細部に宿る」。鐘平という名前には「平和の鐘を打て」という意味が込められているという。中学までは野球や水泳もやっていた。
TEXT by 斉藤健仁
© JRFU