ブエルタ・ア・エスパーニャ2026

STAGE 6

第6ステージ

アルコセブレ>カステジョン

177.4 km
8月27日(木)午後9:50 - 深夜1:20
/ J SPORTS 4・J SPORTSオンデマンド
総合有力勢が思わぬ罠にはまる可能性あり

コースの特徴

怖いもの見たさをそそられるステージ。夏の終わりの地中海と、その青を縁取るように連なる山を背景に、イタリアの秋のクラシックとグラベルレースを詰め込んだようなコースが描かれた。実力だけでなく、運も味方につけねばならない。総合有力勢が、思わぬ罠にはまる可能性がある。

「オレンジの花海岸」に位置するアルコセブレの、椰子の木が立ち並ぶビーチサイドから、楽しげな1日の幕は開く。スタート直後からアップダウン満載。内陸に切り込み、うねる道を突き進む。2級山岳と3級山岳も待ち構え、活発なアタック合戦が期待できそうだ。

100kmほど走った先で、起伏はいったんお休み。平坦な直線道路で、態勢を整え直す時間が与えられる。それでも息つく暇はわずか。美しい砂浜で名高いビーチリゾート、ベニカシムを抜けると、さらなる起伏戦が始まる。

ここから南西方面へ、変則的なミニ周回コースを1周半。まず1周目に、2級山岳アルト・デル・デシエルト・デ・ラス・パルマス(登坂距離7.6km、平均勾配4.9%)をこなす。

2024年のボルタ・バレンシアナでは、今回の「予習」のようなコースが設定され、この山も使用された。ただ2年前の1月は、山頂から直接、この日と同じフィニッシュ地カステリョへ下った。今回は改めてベニカシムへ戻り、再び周回コースへ入る。

2周目で目指すのは、同じ山頂ではない。先ほど上った舗装状態の良い幅広の州道を、ふと右に逸れ、1級山岳プエルト・デル・バルトロ(9.4km、7.1%)へ──。

カテゴリーが1つ上がり、標高も増す。しかも迂回路の序盤2kmは、いわゆる未舗装路。ストラーデ・ビアンケのような、ノスタルジックな白い道ではない。選手たちが放り込まれるのは、林の中のでこぼこの小道。まるで山菜取りでも向かうかのような……。

メカトラやアクシデントが怖いこの区間は、勾配も容赦ない。いきなり20%にガツンと跳ね上がり、その後も平均12%弱が続く。土の道を抜け、ほんの短い下りを経ると、山頂までの400mは再び12.5%の激坂だ。

フィニッシュまでは残り20.6km。うち半分は急降下で、ラストの半分はほぼ完全にフラットになる。その代わり、1ダース近いランドアバウトをすり抜けねばならない。

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
43 km/h 41 km/h 39 km/h 43 km/h 41 km/h 39 km/h
177.4 km オフィシャル
スタート
13:11 13:11 13:11 20:11 20:11 20:11
132.8 km 2級山岳 14:20 14:23 14:27 21:20 21:23 21:27
111.3 km 3級山岳 14:50 14:55 15:01 21:50 21:55 22:01
57.3 km 中間SP 15:55 16:03 16:11 22:55 23:03 23:11
48.9 km 2級山岳 16:12 16:20 16:30 23:12 23:20 23:30
20.6 km 1級山岳 16:57 17:08 17:20 23:57 00:08 00:20
0.0 km フィニッシュ 17:18 17:31 17:44 00:18 00:31 00:44

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