ブエルタ・ア・エスパーニャ2026

STAGE 12

第12ステージ

ベラ>カラル・アルト

166.6 km
9月3日(木)午後9:50 - 深夜1:20
/ J SPORTS 4・J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後7:45 - 深夜2:20 / J SPORTSオンデマンド限定
大会4回目の山頂フィニッシュにして、今大会唯一の2000m超フィニッシュ

コースの特徴

1日の終わりに栄光をつかむのは、ただ真の山男だけ。道の果てには「スペインで最も見晴らしがよい」と謳われるベレフィケ峠と、ロス・フィラブレス山脈の最高峰カラル・アルトが聳え立つ。大会4回目の山頂フィニッシュにして、今大会唯一の2000m超フィニッシュ。獲得標高は第2週最高の4530mに達する。

ブエルタも折り返し地点を過ぎた。ここから最終日までは、ひたすらスペイン南端のアンダルシアを駆け巡る。ステージ前半では、アルマンソラ渓谷の山肌に張り付くように点在する「プエブロ・ブランコ」、いわゆるアンダルシア名物の白い村々も堪能できる。

ただ、選手たちに、のんびり風景を楽しんでいる暇はない。スタート直後から3級山岳へ飛び込む。細かな起伏を繰り返し、さらに3級と2級をひとつずつ越える。じわじわと標高も上がっていく。……もっとも、その後いったん仕切り直し。約35kmにわたる直線基調の道で、前半の遅れを取り戻し、隊列を組み直すチャンスが与えられる。

残り44km、いよいよ勝負の最終2峠へ。まずは1級山岳アルト・ベレフィケ(登坂距離13.1km、平均勾配7.2%、最高15%)の、九十九折の上り。前半5kmは9%後半の急勾配が続くが、その区間に中間ポイントを設定するあたり、さすがブエルタと言うべきか。荒涼とした岩山の頂からは、蛇行する道と、はるか先まで連なる峰々を一望できる。当然のようにダウンヒルもうねりをはらむ。最終盤にはクレイジーなヘアピンの連続も登場する。

締めくくりは1級山岳カラル・アルト。全長16.9km、平均5.6%の上りは、登坂口でいきなりガツンとくる。序盤3kmは平均10%超・最大18%とひどく難しい。続く3kmも、8〜9.5%の急勾配が続く。その後は1km単位で勾配が上下し、一定ペースで淡々と上ることは許されない。

標高2153m、欧州最大の天文観測所を抱く山頂は、過去3度、名クライマーの勝利を見届けてきた。初登場の2004年にはロベルト・エラスがここを制し、そのまま3度目の総合優勝へ飛び立った。最後に登場した2017年大会は、冷たい雨と強風がバトルをよりいっそう過酷にした。そして、あの時プロ1年生だったエンリク・マスやリチャル・カラパスは、9年後の今年、チームの総合エースとしてこの山に帰ってくる。

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
40 km/h 38 km/h 36 km/h 40 km/h 38 km/h 36 km/h
166.6 km オフィシャル
スタート
13:07 13:07 13:07 20:07 20:07 20:07
150.6 km 3級山岳 13:31 13:32 13:33 20:31 20:32 20:33
109.1 km 3級山岳 14:27 14:31 14:35 21:27 21:31 21:35
80.2 km 2級山岳 15:13 15:20 15:27 22:13 22:20 22:27
42.9 km 中間SP 15:59 16:08 16:18 22:59 23:08 23:18
31.2 km 1級山岳 16:27 16:37 16:49 23:27 23:37 23:49
0.0 km 1級山岳
フィニッシュ
17:17 17:30 17:45 00:17 00:30 00:45

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