ブエルタ・ア・エスパーニャ2024

RULE
ルール

コースを走る選手たち

ブエルタ・ア・エスパーニャ 2024 の ルール

総合タイム首位(ティエンポス)/マイヨ・ロホ

マイヨ・ロホ

各ステージ終了後、初日から当日までの総合タイムトップの選手が、総合首位として毎日表彰を受ける。
また全21ステージを通しての総計首位選手がブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝に輝く。


この総合リーダーに授与されるのが、赤色のリーダージャージだ。


マイヨ・ロホ

ポイント賞(プントス)/マイヨ・ベルデ

マイヨ・ブントス

キング・オブ・スプリンターを決める賞。
個人タイムトライアル(第1・21ステージ)を除く各ステージ途中に設けられる中間スプリントポイントと、フィニッシュに設けられるステージポイントを最も多く獲得した選手に与えられる。


そしてこのポイント賞リーダーに授与されるのが緑色のジャージだ。


中間スプリントポイント(上位通過者5名)
20、17、15、13、10ポイント
ステージポイント(上位15名)
難所のないステージ
(第2、5ステージ)
50、30、20、18、16、14、12、10、8、7、6、5、4、3、2ポイント
難所のあるステージ
(第3、6、7、8、11、12、17、18ステージ)
30、25、22、19、17、15、13、11、9、7、6、5、4、3、2ポイント
山岳ステージ
(第4、9、10、13、14、15、16、19、20ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント
個人タイムトライアルステージ
(第1、21ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1ポイント

マイヨ・ベルデ

山岳賞(モンターニャ)/マイヨ・ルナレス・アスーレス

マイヨ・モンターニャ

山岳王を決定する賞。各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で争われる。
山岳ポイントのカテゴリーはポイントの多いほうから


・アルベルト・フェルナンデス賞(上位6人に20、15、10、6、4、2ポイント)
・超級(上位6人に15、10、6、4、2、1ポイント)
・1級(上位5人に10、6、4、2、1pt)
・2級(上位3人に5、3、1ポイント)
・3級(上位3人に3、2、1ポイント)
・4級(上位2人に2、1ポイント)
と6段階。


そしてこの山岳賞リーダーに授与されるのが、白地に青玉があしらわれたジャージだ。


マイヨ・ルナレス・アスーレス

新人賞(メホル・ホベン)/マイヨ・ブランコ

マイヨ・ブランコ

1999年1月1日より後に生まれた選手の中から、総合順位の最も高い選手に与えられる。


新人賞リーダーには純白のジャージが与えられる。


マイヨ・ブランコ

チーム総合順位

各チームの各ステージ上位3選手のタイムを総計することで、チーム総合順位が決定される。総合首位チームには赤いゼッケンが与えられる。

敢闘賞

タイムトライアルを除く全ラインステージで、惜しみない努力とファイティングスピリッツを示した選手の敢闘を称える。


各ステージの敢闘賞は、審査委員会が指名した3人の受賞候補選手の中から、テレビ視聴者による電話・インターネット投票で決定される。
受賞者には黄色いゼッケンが与えられる。


最終日には審査委員会が総合敢闘賞「スーパー敢闘賞」を選出する。

ボーナスタイム

各ステージのフィニッシュラインでは、上位通過3選手にボーナスタイムが与えられる(個人タイムトライアルを除く):10秒、6秒、4秒


以下のステージの中間スプリント、もしくは指定された山岳の山頂で、上位通過3選手にボーナスタイムが与えられる:6秒、4秒、2秒


・中間スプリント:第2、3、5、6、8、11、12、14、17ステージ
・山岳の山頂:第4、7、9、10、13、15、16、18、19、20ステージ

タイム計測

通常ステージでは、同一集団でフィニッシュした選手全員に、集団の先頭選手と同タイムが与えられる。


集団が分断し、2つの集団の間隔が1秒以上開いていた場合(前方集団最後尾選手の後輪の後端と、後方集団先頭選手の前輪の先端の差)、後方集団には新たなタイムが与えられる。


例外として集団スプリントフィニッシュで終わるであろうステージに限り、2集団の間隔が3秒以内であれば、同一集団と認められる。つまり2024年大会では第2、3、5、7、17、18ステージで適応される。


フィニシュまで3km以内の地点で落車やメカトラブルなどで遅れた場合、ステージ順位はフィニッシュラインを実際に通過した順位が記録されるが、フィニッシュタイムはアクシデント発生時に所属していた集団と同じタイムが与えられる。


例外として個人タイムトライアル(第7・21ステージ)と上りフィニッシュ(第4、6、8、12、13、15、16、19、20ステージ)では、この3km救済ルールは適応されない。


また集団スプリントフィニッシュで終わるであろう以下のステージに限り、救済距離は3㎞ではなく、ふさわさしい距離に延長される。つまり第2、3、5ステージは4km、17ステージは5km。

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