ルール

RULE
ルール

コースを走る選手たち

ブエルタ・ア・エスパーニャ2026のルール

総合タイム首位/マイヨ・ロホ

マイヨ・ロホ

各ステージ終了時点で、初日から当日までの累計タイムが最も短い選手が総合首位となり、毎日表彰を受ける。


そして全21ステージを通した累計タイムで首位に立った選手が、ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝に輝く。


この総合リーダーに授与されるのが、赤色のリーダージャージ「マイヨ・ロホ」だ。愛称は「ラ・ロハ」。


※累積タイムが同じ場合
・個人タイムトライアルの1/100秒単位のタイムを加えて比較し、タイムの少ない選手が総合上位に立つ。
・それでもタイムが同じ場合、各ステージの順位を合算し、総計の少ない選手が上位に立つ。
・それでも順位が決しない場合、最後に行われたステージで上位に立った選手が、総合でも上位に立つ。


マイヨ・ロホ

ポイント賞(プントス)/マイヨ・ベルデ

マイヨ・ブントス

キング・オブ・スプリンターを決める賞。


タイムトライアルを除く各ステージの途中に設けられた中間スプリントポイントと、すべてのフィニッシュラインで与えられるステージポイントの合計が最も多い選手に贈られる。


このポイント賞の首位選手に授与されるのが、緑色のリーダージャージ「マイヨ・ベルデ」だ。


中間スプリントポイント(上位5人、各ステージ1か所)
20、17、15、13、10
フィニッシュポイント
難易度1ステージ 上位15人
(第11、17ステージ)
50、30、20、18、16、14、12、10、8、7、6、5、4、3、2
難易度2・3ステージ 上位15人
(第2、3、5、8、10、13、15、16、21ステージ)
30、25、22、19、17、15、13、11、9、7、6、5、4、3、2
難易度4・5ステージ 上位15人
(第4、6、7、9、12、14、19、20ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1
難易度6ステージ 上位15人
(第1、18ステージ)
20、17、15、13、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1

※ポイント総計が同点の場合、以下の優先順位で首位選手が決定される。
1.ステージ優勝の数
2.中間スプリントポイント首位通過の数
3.総合タイム


マイヨ・ベルデ

山岳賞(モンターニャ)/マイヨ・ルナレス・アスーレス

マイヨ・モンターニャ

山岳王を決定する賞。


カテゴリー分けされた各山岳の頂上に設けられた山岳ポイントの合計で争われ、最も多くのポイントを獲得した選手が山岳賞の首位となる。


この山岳賞の首位選手に授与されるのが、白地に青い水玉模様があしらわれたリーダージャージ「マイヨ・ルナレス・アスーレス」だ。

山岳ポイント
シマ・アルベルト・フェルナンデス(1か所、6人) 20、15、10、6、4、2
超級(1か所、6人) 15、10、6、4、2、1
1級(16か所、5人) 10、6、4、2、1
2級(15か所、3人) 5、3、1
3級(19か所、3人) 3、2、1

※ポイント総計が同点の場合、以下の優先順位で首位選手が決定される。
1.シマ・アルベルト・フェルナンデスをトップ通過
2.超級峠をトップ通過
3.1級峠をトップ通過した数
4.2級峠をトップ通過した数
5.3級峠をトップ通過した数
6.総合タイム


マイヨ・ルナレス・アスーレス

新人賞(メホル・ホベン)/マイヨ・ブランコ

マイヨ・ブランコ

2001年1月1日以降に生まれた選手の中から、総合順位が最も高い選手に贈られる。


新人賞リーダーには純白のジャージ「マイヨ・ブランコ」が与えられる。


マイヨ・ブランコ


チーム総合順位

各ステージで、各チームの上位3選手のタイムを合計し、そのステージにおけるチーム順位を決定する。そして、各ステージでのチームの合計タイムを積み重ねた累計タイムによって、チーム総合順位が決まる。


総合首位に立ったチームには、赤いゼッケンが与えられる。

敢闘賞

タイムトライアルを除く全ステージで、惜しみない努力とファイティングスピリッツを示した選手の敢闘を称える。


タイムトライアルを除く各ステージの終了後、審査団が候補となる3名の選手を選出。その後、インターネットまたは電話でのファン投票が行われ、当該ステージの敢闘賞が決定される。


敢闘賞に輝いた選手は、翌日のステージで黄色いゼッケンを着用する。


レース最終日には、大会全体を通じて最も勇敢だった「スーパー敢闘賞」の選手が、審判団により選出される。

ボーナスタイム

タイムトライアルを除く全ステージで、フィニッシュラインを上位通過した3選手に10秒、6秒、4秒のボーナスタイムが与えられる。


またタイムトライアルを除く各ステージの中間スプリント、もしくは指定の山頂を上位通過した3選手に6秒、4秒、2秒のボーナスタイムが与えられる。

―中間スプリントでのボーナスタイム:第2、5、7、8、10、11、13、15、16、19、21ステージ
―山頂でのボーナスタイム:第3、4、6、9、12、14、20ステージ


ステージ難易度

マイヨ・ベルデ用ポイントや制限タイム設定のため、各ステージには難易度が設けられている。


難易度の種類は6つ。


難易度1(難所の存在しないステージ):第11、17ステージ
難易度2(中程度の難所が存在するステージ):第5、8、21ステージ
難易度3(難所が存在するステージ):第2、3、10、13、15、16ステージ
難易度4(山岳ステージ):第4、6、19ステージ
難易度5(難関山岳ステージ):第7、9、12、14、20ステージ
難易度6(個人タイムトライアル):第1、18ステージ

制限タイム

6つの難易度ごとに定められた基準と、ステージ勝者の走行時速によって、各ステージの制限タイムが決定される。


たとえば難易度1の「難所の存在しないステージ」では、首位選手の平均走行時速が34km以下の場合は勝者のフィニッシュタイムの7%が、時速48km以上の場合は15%が、制限タイムの基準となる。難易度が上がるにつれパーセンテージも上がり、難易度5の「難関山岳ステージ)では時速40km以上で22%。


また難易度6の個人タイムトライアルは、首位選手のタイムから35%と、一定基準が設けられている。


制限タイム内にゴールできなかった選手は、通常タイムアウト失格となる。


ただし悪天候、道路問題、レース中の事故、想定外の走行速度など、不可抗力な状況が発生した場合に限り、審判団は制限時間の変更やタイムアウト者の救済を行うことができる。制限タイムアウトで救済された場合、当該選手の各種保有ポイントはすべて失効する。

フィニッシュ順位・タイム計測

通常のステージでは、同一集団でフィニッシュした選手全員に、集団の先頭選手と同タイムが与えられる。集団が分断し、2つの集団の間隔が1秒以上開いていた場合(前方集団最後尾選手の後輪の後端と、後方集団先頭選手の前輪の先端の差)は、後方集団には新たなタイムが与えられる。


例外として集団スプリントフィニッシュで終わるであろうステージでは、2集団の間隔が3秒以内であれば、同一集団と認められる。2026年大会では第2、5、8、10、11、16、17ステージで適応される。


総合タイムとして反映されるのは1/10秒までだが、総合タイムが同じ選手が出た場合に限り、タイムトライアルステージで計測された1/100秒単位のタイムを比較する。


フィニシュまで3kmを切った地点で、落車やメカトラブルなどのアクシデントで遅れた場合、ステージ順位はフィニッシュラインを実際に通過した順位が記録されるが、フィニッシュタイムはそのアクシデント発生時点で所属していた集団と同じタイムが与えられる。


大集団スプリントフィニッシュが予想されるステージ(第2、5、8、10、11、16、17ステージ)に限って、救済ゾーンは5kmに延長される。


また個人タイムトライアル(第1・18ステージ)と上りフィニッシュ(第3、7、9、12、14、19、20ステージ)では、この救済ルールは適用されない。

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