コースの特徴
コルドバと言えば、歴史と文化の交差する地。そして、ブエルタにおけるコルドバと言えば、クラシックハンターたちの狩場。ステージ最終盤には、小さな登りが立ちはだかる。上れるスプリンター、パンチャー、総合勢たちが入り交じり、大乱闘を繰り広げるかもしれない。
大会第2週の締めくくり。翌日のことを気にせずに、思いっきりもがける日。スタート直後の20kmほどは平坦基調で、フィニッシュ手前の約10kmもまた、完全なるフラットだ。それ以外の約160kmは、細かいアップダウンの繰り返し。「こげ茶色の山」を意味するシエラ・モレナ山脈を縦断し、中間部分だけで獲得標高は3130mにも至る。この数字は、「難関山岳ステージ」に区分された第7ステージより、ほんのわずかに少ないだけだ。
とはいえ、今ステージの区分は、あくまで「難所が存在するステージ」。決して本格ヒルクライマー向けではない。行く手にカテゴリーのつく山岳は3級は3つだけ。それでも最後の3級山岳プエルト・アルタフィ(登坂距離5.9km、平均勾配5.5%)には、8%超、10%超の難勾配ゾーンがいくつも待ち受ける。
残り36.6kmで最後の山頂を越えた後も、しばらくは高台が続く。本日の中間ポイントもここに組み込まれているから、マイヨ・ベルデを欲する者たちは、この時点で前にいなければならない。
ラスト18km前後で、ようやくダウンヒルに転じる。高い技術力を要する下りだ。道幅は細く、ひどく蛇行している。その後、道は完全に平坦になり、市街地フィニッシュへ。
コルドバは過去22回、区間フィニッシュを迎え入れてきたが、ベッティーニ、ボーネン、サガン、デゲンコルプ、ファンアールト……と近年の勝者名をいくつか並べるだけでも、この街が求める脚質が見えてくる。ちなみに、この5人だけでモニュメント17勝!
例えば2024年はコースこそ異なるものの、最終盤にはやはり小さな登りが差しはさまれていた。ここで集団は30人程度に絞り込まれ、そのままコルドバに雪崩れ込むと、緑ジャージのファンアールトが悠々とスプリントを制している。
文:宮本あさか
※高温気象プロトコルの発動のためコースが変更になりました
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 42 km/h | 40 km/h | 38 km/h | 42 km/h | 40 km/h | 38 km/h | ||
| 189.7 km | オフィシャル スタート |
12:46 | 12:46 | 12:46 | 19:46 | 19:46 | 19:46 |
| 155.2 km | 3級山岳 | 13:37 | 13:40 | 13:42 | 20:37 | 20:40 | 20:42 |
| 68.2 km | 3級山岳 | 15:44 | 15:53 | 16:03 | 22:44 | 22:53 | 23:03 |
| 36.6 km | 3級山岳 | 16:30 | 16:41 | 16:54 | 23:30 | 23:41 | 23:54 |
| 31.3 km | 中間SP | 16:36 | 16:47 | 17:00 | 23:36 | 23:47 | 00:00 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:17 | 17:31 | 17:45 | 00:17 | 00:31 | 00:45 |