コースの特徴
風光明媚なアンダルシアの道は、数字だけでは読み切れない。細くうねり、変化に富む険しいアップダウン。たとえ平地でも、決して気を抜くことは許されない。
ここまで幾度となく眺めてきた地中海岸は、「コスタ・トロピカル」の愛称に変わり、いよいよスペイン南端まで来たことを感じさせる。9日後に最終日を祝うグラナダの、ほんのすぐそばを、今ステージは駆け抜ける。
スタート地アルムニェーカル生まれのカルロス・ロドリゲスは、1級山岳アルト・デ・ラ・バンタ・デ・ラ・セバダ(登坂距離14.1km)を、隅々まで知り尽くしているに違いない。平均勾配5.1%を、決して数字通りに信じてはならないことも。
なにしろ17km地点から上り始める同峠の、前半は、極めてイレギュラーな上りだ。勾配は-1.4から+7.2まで大胆に変動する。対する後半はレギュラーな山道で、6〜8%・最大12%とかなりきつい。しかも山頂からのダウンヒルは神経質にうねり、道幅は恐ろしく狭い。
その後も細道は延々と続く。いくつもの起伏をこなし、2級山岳を2つ越える。この日最後の2級山岳プエルト・デ・グラナダ(7.4km)もまた、ロードブックに記された勾配5.6%は、あくまで「平均」に過ぎない。
とにかく100m単位で勾配が上下する。勾配が大きく緩むゾーンがある代わりに、当然のように、10%を超える地点も3か所点在する。
でこぼこの山道を上り詰めたら、残すは37.4km。あとはオリーブ樹園の間を縫うように駆け下り、いつしかほぼ平坦になった大地を突き進み、大急ぎでフィニッシュへ。
もちろん最後まで罠は潜んでいる。ロハの市街地に入り、残り2kmを切ると、5つのランドアバウトが立て続けに現れる。ラスト1kmが緩やかな上り基調であることに、もはや驚く者はいないだろう。
文:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 42 km/h | 40 km/h | 38 km/h | 42 km/h | 40 km/h | 38 km/h | ||
| 192.8 km | オフィシャル スタート |
12:41 | 12:41 | 12:41 | 19:41 | 19:41 | 19:41 |
| 161.6 km | 1級山岳 | 13:33 | 13:36 | 13:38 | 20:33 | 20:36 | 20:38 |
| 109.4 km | 3級山岳 | 14:52 | 14:59 | 15:06 | 21:52 | 21:59 | 22:06 |
| 47.8 km | 中間SP | 16:10 | 16:21 | 16:32 | 23:10 | 23:21 | 23:32 |
| 37.4 km | 2級山岳 | 16:31 | 16:42 | 16:55 | 23:31 | 23:42 | 23:55 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:16 | 17:30 | 17:45 | 00:16 | 00:30 | 00:45 |