ブエルタ・ア・エスパーニャ2026

STAGE 20

第20ステージ

ラ・カラオーラ>コジャド・デル・アルグアシル

186.8 km
9月12日(土)午後9:50 - 深夜1:20
/J SPORTS 4・J SPORTSオンデマンド
【現地実況・解説版】ステージ全編 午後7:15 - 深夜2:20 / J SPORTSオンデマンド限定
今大会最後の総合バトル、最難関クイーンステージ

コースの特徴

閉幕を翌日に控えた、今大会最後の総合バトル。まさに史上最難関を謳う2026年ブエルタの締めくくりにふさわしく、最難関クイーンステージが用意された。行く手には5つの峠が待ち構え、道の果てにはまるで怪物のように、今大会唯一の「超級」山頂フィニッシュが立ちはだかる。

ルネサンス時代の古城に見守られたラ・カラオラのスタートラインからは、はるか遠くに雪山を望むことができる。これぞ、プロトンが目指す先。自転車界にとっては高地トレーニングの一大拠点としても知られる、シエラ・ネバダ(雪に覆われた山脈)へ。

難度は徐々にクレッシェンドしていく。スタート直後は高台の緩やかな起伏をこなし、50kmほど走った先で小さな3級山岳を越える。そこからの下りで、最終フィナーレの地グラナダを軽くかすめたら、いよいよ本格的な難関峠のお出ましだ。

実は2024年大会と同じように、ここから1級山岳アルト・デ・アサリャナス(登坂距離7.1km、平均勾配9.6%)を2度上る予定だった。ただし、今年2月に発生した土砂崩れの影響により、開催委員会は迂回を決定した。

代わりに、本来であれば1回登坂のはずだった1級山岳プエルト・デ・エル・プルチェ(8.2km、8.2%、最大18%)を、2回立て続けに上る。代替案とはいえ、決して引けを取らない。登坂口からの2kmは二桁勾配で、山頂間際も約1kmにわたって11%超。また山道の最終盤には短い下りが挟まれるが、道幅がひどく細い上に、スピードが出る。最大限に警戒が必要だ。

続く1級山岳プエルト・デ・エル・ドゥケ(7.4km、8.3%)も、新たに組み込まれた。まるで獣道のような山道の序盤には、最大20%の激ゾーンが潜む。すでに3週間にわたる戦いで疲弊しきった選手たちの脚を、さらに痛めつける。

曲がりくねった下りを終え、最終峠の登坂口までたどり着いたら、ついに今大会のクライマックス。人里を遠く離れ、いまだかつてプロの自転車レースを迎え入れたことのない超級山岳コリャド・デル・アルガシルが、この先続いていくであろう長い歴史の第一歩を刻む。

間違いなく伝説級の山だ。山肌にうねるように伸びる全長8.3kmの細道は、平均勾配だけで9.8%にも達する。そもそも勾配がひと桁台なのは、全体の2kmのみ。残す6km以上は、延々と二桁勾配が続く。しかも序盤には最大22%ゾーンが待つ。16%にまで跳ね上がる山頂間際は、もしかしたら、いまだ未舗装のままなのだろうか。ともかく最後の瞬間まで、選手たちに決して安息のときは訪れない。

文:宮本あさか


MAP





Difference in height
高低差図
高低差図
Time schedule
タイムスケジュール
残り距離 ポイント 現地時間 日本時間
40 km/h 38 km/h 36 km/h 40 km/h 38 km/h 36 km/h
186.8 km オフィシャル
スタート
12:36 12:36 12:36 19:36 19:36 19:36
136.1 km 3級山岳 13:43 13:46 13:50 20:43 20:46 20:50
92.5 km 1級山岳 14:47 14:53 15:01 21:47 21:53 22:01
61.3 km 1級山岳 15:35 15:44 15:55 22:35 22:44 22:55
42.8 km 中間SP 15:58 16:09 16:21 22:58 23:09 23:21
31.4 km 1級山岳 16:23 16:35 16:49 23:23 23:35 23:49
0.0 km 超級山岳
フィニッシュ
17:16 17:31 17:47 00:16 00:31 00:47

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