コースの特徴
大会最初のラインステージは、クラシック風の魅力をたたえている。南仏プロヴァンスらしいラヴェンダーの香りに包まれながら、選手たちは1日を通じて細かなアップダウンと向き合う。走行距離は今大会最長の214.3km。しかも、大会2日目にしていきなり獲得標高は3000mを超える。
開幕個人タイムトライアルの舞台となったモナコを静かに走り出すと、2024年ツール最終日で使用された道を一部たどりながら、ニースへと向かう。2年前には男子プロトンが、この夏には女子ツールの一行がフィナーレを祝ったこの街で、第2ステージの「本スタート」が切られる。
スタート直後には、毎春パリ〜ニースで数々の名勝負を生み出してきた地中海岸の一本道、プロムナード・デ・ザングレも通過。直後に内陸へと進路を変えれば、いよいよ素敵な起伏バトルの始まりだ。
前半戦の主役は、逃げ集団による山岳ポイント争い。行く手には3級山岳が2つ待ち構え、青玉ジャージをめぐって、山頂スプリントが繰り広げられるのだろう。ステージ後半にはカテゴリーのつく山岳こそ登場しないものの、だからと言って1mの平地もない。執拗に繰り返されるアップダウンが、最後の瞬間まで選手たちの脚を痛めつける。
終盤の道に見覚えのある選手も少なくないはずだ。フィニッシュ地のマノスクは、毎年2月に開催されるツール・ド・ラ・プロヴァンスでおなじみの町。もちろん今回も、いつもの場所に、フィニッシュラインが引かれる。
となれば、勝負を決めるのは、最終kmの4%弱の上り坂。過去5年で争われたフィニッシュでは、それぞれダヴィデ・バレッリーニ、ブライアン・コカールが勝利し、直近2回はマッズ・ピーダスンが両手を挙げた。
この日も間違いなく、「上れるスプリンター」が見事な脚を披露する。もしかしたら総合有力勢が、「パンチャー」としての能力を、早くも爆発させるかもしれない。
文:宮本あさか
| 残り距離 | ポイント | 現地時間 | 日本時間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 44 km/h | 42 km/h | 40 km/h | 44 km/h | 42 km/h | 40 km/h | ||
| 214.3 km | オフィシャル スタート |
12:42 | 12:42 | 12:42 | 19:42 | 19:42 | 19:42 |
| 182.0 km | 3級山岳 | 13:27 | 13:31 | 13:33 | 20:27 | 20:31 | 20:33 |
| 121.9 km | 3級山岳 | 14:49 | 14:56 | 15:02 | 21:49 | 21:56 | 22:02 |
| 48.1 km | 中間SP | 16:29 | 16:40 | 16:52 | 23:29 | 23:40 | 23:52 |
| 0.0 km | フィニッシュ | 17:16 | 17:30 | 17:44 | 00:16 | 00:30 | 00:44 |