ヌットサラ・トムコム

世界のレジェンドセッターがSVリーグに降臨だ。今年7月に40歳になった元タイ代表のセッター、ヌットサラ。

ユース、ジュニア年代から長年に渡ってプレーしてきたタイ代表のチームメイトと共につくりあげてきた、スピードとテクニックを活かしたコンビバレーは圧巻のひと言。特にミドルブロッカーのプルームジット・ティンカオとのコンビネーションは、世界のバレーボールファンを魅了した。

ワールドカップや世界選手権など、タイ代表の要として多くの国際大会出場を重ね、1人のプロ選手としても母国のタイリーグだけでなく、アゼルバイジャンやトルコ、アメリカリーグでプレーし、今季はクインシーズ刈谷の選手兼コーチとして、初めて日本のリーグでプレーすることが発表された。

トスワークや技術の高さはもちろんだが、コート内外で発揮されるコミュニケーション力も抜群。刈谷でも若手選手からは「セッターとして神」と慕われる。

世界を魅了したレジェンドが日本でどんなプレーを見せるのか。パスが離れた位置からミドルやバックアタックも使う。これぞヌットサラ、というプレーは必見だ。