松井 珠己

千葉県松戸市出身。小学3年生のときに母の影響でバレーボールを始める。富山第一高校では2年時に春高バレーに出場。日本女子体育大学に進学後は、2016年のアジアカップに大学1年生ながら選出され、2試合にスタメン出場を果たす。

翌2017年には、全日本ジュニア女子チームの強化合宿に唯一の大学生として参加し、世界ジュニア女子選手権大会（U-20）ではキャプテンとして銅メダル獲得に貢献するなど、学生時代から国際舞台で活躍した。

2019年にデンソーエアリービーズの内定選手となり、翌年にVリーグデビュー。2020年には日本代表に初選出され、2021年のV・サマーリーグ西部大会ではフレッシュスター賞を受賞し、チームを初優勝に導いた。

2021-22シーズンには全33試合に正セッターとして出場し、スパイカーの能力を引き出すトスワークで確かな成長を示した。さらに挑戦の場を海外に広げ、2023-24シーズンはブラジル・スーパーリーガ、翌シーズンはアメリカ・リーグワンバレーボールでプレー。今シーズンからPFUブルーキャッツ石川かほくに加入した。

経験豊富な司令塔は、相手のブロックをかわす巧みなトスで、ブルーキャッツ優勝への原動力となる。