メイン平

ニュージーランド人の父と日本人の母のもとに生まれ、4歳の時に宮崎ラグビースクールで競技を始めた。高校は奈良県の御所実業に進学。1年時からセンターのレギュラーに定着し、冬の花園でベスト4進出に貢献した。

高校卒業後は大学進学ではなく、ニュージーランドでのチャレンジを選択。アルバイトをしながら地域クラブでプレーする武者修行のような生活を送り、高校の先輩である西辻勤GMとの縁から、2020年にリコーブラックラムズ入りすることとなった。

1年目からさっそく出場機会をつかみ、2022年には21歳で日本代表に選出されて6月のウルグアイ戦で初キャップを獲得。順調なキャリアを歩んでいたが、その後ハムストリングスの肉離れや前十字靭帯断裂など大ケガが重なり、約1年半もの間フィールドから遠ざかった。しかし2024-25シーズンに復活を遂げると、第6節から13試合連続で先発出場。2025–26シーズンはさらにコンディションを高め、ブラックラムズでの活躍とともに日本代表復帰も期待されている。