南昂伸

御所実業高校では群を抜く脚力と優れたアタックセンスを生かし、ウイングとスクラムハーフを兼備する攻撃のキーマンとして活躍。3年時は冬の花園でチームをベスト4に牽引した。大東文化大学でもルーキーイヤーからスクラムハーフのレギュラーに定着し、4年時はキャプテンを務めた。

大学卒業後の2021年にリコーブラックラムズに加入。リーグワンが発足した2022シーズンからメンバーに絡むようになり、2023-24シーズンはレギュラーシーズン13試合と入替戦2試合の計15試合に出場。持ち前のスピードを武器に4トライをマークして存在感を示した。

2024-25シーズンはTJ・ペレナラが加入したこともあって公式戦から遠ざかり、出場1試合にとどまったが、アタックのギアを上げる能力は依然チーム屈指。強気のプレーでアピールを続け、チャンスを勝ち取りたい。