リアム・ギル

U20オーストラリア代表でキャプテンを務め、フル代表のワラビーズで15キャップを獲得した実力派バックローワー。10代の頃からスーパーラグビーのレッズでプロとしての道を歩み始め、フランスのトゥーロンやリヨンを経由して2020年にNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入した。

その後2024-25シーズンよりリコーブラックラムズ東京に移籍。持ち前のブレイクダウンワークと旺盛な仕事量ですぐに欠かせぬ存在となり、レギュラーシーズンの16試合に先発して8トライを挙げる活躍を見せた。

吸い込まれるように相手のボールに手をかけて奪い取るスティールは芸術品。猛然と体を当てて押し返すディフェンスでもチームを奮い立たせるプレーヤーだ。今季も攻守両面の核として、力強く牽引することが期待される。