山本秀

伏見中学時代はBKでプレー。京都成章高校でFWに転向し、2017年度の高校日本代表に名を連ねた。進学した近畿大学でもU20日本代表に選出されるなど世代トップのプレーヤーとして実績を重ねていたが、4年時の春に脳脊髄液減少症となり3度の手術を経験。3か月のブランクを挟んで復帰した経験を持つ。

リコーブラックラムズ東京には2022年に加入し、初年度から出場機会をつかむ。ここまでリーグワンでの公式戦キャップは8と決して多くないが、2024-25シーズン終了後はエディー・ジョーンズヘッドコーチに潜在力を認められJAPAN XV入り。さらに秋のヨーロッパ遠征で日本代表にも選出された。

190センチの長身にして元BKらしい脚力を有し、フィールドのさまざまな位置で力を発揮できる点が強み。日本代表で得た経験を生かし、今季大きく飛躍を遂げることが期待されている。