パディー・ライアン

オーストラリアのシドニー出身。スーパーラグビーのワラターズで頭角を表し、2012年秋のフランス戦でオーストラリア代表デビューを果たした。以降2014年までに3キャップを獲得し、2018年にはスーパーラグビーで100試合出場も達成している。

その後、宗像サニックスブルースやメジャーリーグラグビーのサンディエゴでのプレーを経て、2023年にリコーブラックラムズ東京に加入。猛烈なパワーとスクラムでの圧倒的な支配力を武器に欠かせぬ戦力となり、2023-24シーズンのリーグワンでは13試合、翌2024-25シーズンは16試合に出場して大きな存在感を示した。

190センチ、120キロの巨躯を生かしたスクラムの推進力は37歳となった現在もトップクラスで、多くの対戦相手が「リーグワンで一番強かったのはパディー・ライアン」と口をそろえる。今季はプレイングコーチとしてチームのスクラムをリードする。