大山祥平

186センチ、115キロという雄大なサイズを誇るタイトヘッドプロップ。小学校4年の時に川崎市ラグビースクールで競技を始め、慶應義塾中等部から高校、慶應義塾大学と進学。大学時代は1年時から公式戦に出場し、スクラムの要としてチームを支え続けた。

卒業後の2021年にホンダヒートに加入。1年目から公式戦デビューを飾ったが、家庭の事情で地元に帰ることになり、2022-23シーズンにリコーブラックラムズ東京に移籍。当初はアキレス腱断裂のケガからの回復途中で、復帰した直後に逆足のアキレス腱を切るという二重の苦難を味わったが、懸命のリハビリで復活を遂げ、フィールドに戻ってきた。

以降は粘り強さと安定したセットプレーを強みに年々出場機会を増やしてきた。2024-25シーズンはレギュラーシーズンの12試合に出場し、リーグワン通算キャップは32に達する。大ケガを乗り越えた不屈の精神力を生かし、さらなる飛躍を遂げたい。。