為房慶次朗

常翔学園高校では1年時から主力として活躍し、3年時はキャプテンに就任。チームを花園ベスト4へと導き、高校日本代表にも選出された。明治大学でも下級生時代から出場機会に恵まれ、4年時には右プロップの主軸として大学選手権準優勝に多大な貢献を果たした。

2024年、アーリーエントリーでクボタスピアーズ船橋・東京ベイに加入。同年3月の埼玉ワイルドナイツ戦でリーグワンデビューを果たすなど、早くから実力を発揮している。

翌2024–25シーズンはほぼすべてのゲームに出場。チームのプレーオフ準決勝進出に尽力した。低く安定したスクラム、力強いボールキャリー、豊富な運動量など高い総合力が評価され、日本代表に選出。2024年6月のイングランド戦で初キャップを獲得し、以降もコンスタントにスコッドに入り、ジャパンの右プロップとして欠かせない存在となっている。