ダミアン デアレンデ

南アフリカ代表として2019年、2023年とワールドカップ連覇を果たした世界最高のセンターのひとり。ナンバーエイトのような体格とフィジカルながらパス、キックのスキルにも優れ、攻撃の起点として絶大な存在感を誇示する。

南アフリカのケープタウン出身で、高校卒業後はウェスタン・プロヴィンスやスーパーラグビーのストーマーズでプロプレーヤーとしてのキャリアを築いた。その後、2015年に近鉄ライナーズに加入。2019年のワールドカップ日本大会後にパナソニックワイルドナイツの一員となり、いったんはチームを離れアイルランドのマンスターでプレーしたのち、2022年にワイルドナイツに復帰した。

世界王者南アフリカのBK陣の堂々たる中軸であり、圧倒的なパフォーマンスで今なおワールドクラスのセンターという評価は揺るぎない。2027年のオーストラリア大会でもスプリングボクスを牽引することが期待されている。