福井翔大

俊敏さとたくましさを兼ね備えた次世代のバックロー。中学時代から全国の舞台で名を馳せ、東福岡高校では2年時に主軸として花園優勝を経験。卒業後は大学へは進学せず、2018年にプロとしてパナソニックワイルドナイツに加入した。

ラグビー界では異例ともいえる決断に多くの注目が集まる中、同年10月のキヤノンイーグル戦で19歳にしてトップリーグデビューを果たす。以降も激戦のポジション争いの中で着実に出場数を伸ばし、持ち前のセンスとスピードを生かして目を引くパフォーマンスを発揮してきた。

日本代表には2023年に初選出され、7月のサモア戦で初キャップを獲得。同年秋のワールドカップフランス大会にも出場している。その後はケガもあって戦線を離れる時期もありながら、ここまでリーグワンで50キャップを積み上げている。