ベン ガンター

オーストラリアのブリスベン出身。母国でプロ選手を目指していたが願うような契約を勝ち取ることができず、日本での挑戦を決意した。パナソニックワイルドナイツから採用の連絡がきたのは、オーストラリアで軍隊に入る数日前のことだった。

2016年に来日。当初は荒削りな部分が目立つ選手だったが、ハイレベルな練習環境とスタッフ陣の献身的な指導によって着実にプレーヤーとして進歩を続け、国内有数のバックローワーへと成長を遂げた。2021年に日本代表資格を取得し、同年10月のオーストラリア戦でテストマッチデビュー。現在までに17キャップを獲得している。

持ち味は風景を消し去るような猛タックル。太い腕を差し込んでボールに絡むスティールも大きな武器だ。ワイルドナイツにとっても日本代表にとっても欠かせぬ存在となっている。