稲垣啓太

2013年シーズンからパナソニックワイルドナイツの最前線に立ち続けてきた左プロップ。新潟工業高校でラグビーを始め、関東学院大学に進学。現在のチームではヴァルアサエリ愛とともに最古参となる。

2季前の2023－24シーズンは2月のクロスボーダーマッチを終えた後、ケガを負いしばらく試合から離れていたが、昨季復活。今シーズンはアタックリーダーに就任し、4季ぶりの覇権奪回に向けてチームをドライブする役割を担う。

日本代表キャップは53。ワールドカップには2015年から3大会連続で出場し、2019年の日本大会ではベスト8進出の原動力となった。常に冷静さを失わず、試合を客観視する力に秀でており、試合後のミックスゾーンではいつも報道陣の輪ができる。